FC2ブログ

BullionVault

ついに株バブル崩壊か?


警戒された利上げ発表でしたが、発表直後はそれほどボラが大きくありませんでした。しかし、翌日時間差であらぶっています。
ゴールドマンが原油売りにとどめをさすような煽りをいれて原油相場が崩れ、そのあと、金も暴落しています。
その後、株価が崩れたことで、金価格は下げ止まりましたが、米国債が買われて長期金利が低下しているのにもかかわらず、ドル高が止まらないため、金価格はリバウンドするまでにはいたっていません。
イエレンは強い米経済をアピールするための最大限の虚勢をはりましたが、そのアナウンスメント効果は一日ももちませんでした。
用意された原稿を読むだけの彼女にはカリスマ性がかけます。リーダーや扇動家としての才能はないようです。
バーニー・サンダースは今回の利上げを労働者の利益にはならないと切り捨てています。また、今回の利上げでコモディティに依存している発展途上国では多くの餓死者がでることが予想されます。
ジャネットはそういった弱者への感受性がかけているきらいがあります。

ドル高を誘導できても、米国株バブルを維持出来なければ、FRBのシナリオは崩れます。
原油安と株安はインフレ期待を低下させるので追加緩和を難しくします。インフレ期待が上昇しないなかで、利上げをすれば、実質金利がプラスになって景気にブレーキをかけます。
デフレ圧力がすすんで実質金利が上昇したとしても、FRBの信用が低下すれば、金価格にはプラスになります。
また、利上げによって短期金利が上昇すれば、社債による資金調達が困難になり、自社株買いの弾幕が薄くなります。
また、ドル高は米企業の収益を悪化します。
米国は輸出こそたいしたことありませんが、多国籍企業の国外売上の為替差損は大きいです。これによって所得収支が悪化して経常赤字がさらに拡大します。これらは株安材料です。
株安のリスクオフは米国債利回りの上昇を押さえるでしょう。これは、内外利回り格差を縮小させてドル高を抑制し金価格の買い材料になります。また、株安のリスクオフも金には追い風になります。

利上げをしても米国債の利回りが上昇しないのは中国の買いも大きいです。
SDR採用がきまるまでは為替操作認定をうけないようにおとなしくしていた中国ですが、これからはまた自由に為替介入をしてくると思われます。
短期的な景気対策のテコ入れで、人民元切り下げをこれからやってくる可能性は高いです。そうなれば、ドルが買われ、米国債も買われるでしょう。結果として、ドルインデックスの上昇が抑制されます。
また、人民元安のヘッジのために、中国国内で金の需要がさらに高まります。

アメリカの長期にわたる緩和政策によって世界中が安定持続的な経済成長を害されました。そして、今度はかえす刀で利上げによるドル高で世界は迷惑を被っています。
ドル高と米株高、この2つが世界経済にとって元凶でしょう。
FRBのシナリオが崩れることで世界は正常な経済を取り戻せます。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2015/12/18 07:07 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン