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リセッションかドル危機かの二択


コラム:次の金融危機、引き金は「通貨」か
米国は新規国債のうち、半分を、海外に売らねばならない国債のファイナンスができません。
米国の経常収支は悪化を続けてます。海外からの資金流入、すなわち米国債買いがこれを埋め合わせています。
中国、日本、産油国が米国債の買い手の中心ですが、産油国は原油安による財政悪化、中国は人民元安によって以前ほど余力が無くなっています。米国の傀儡である安倍政権だけが、アベノミクスという売国政策により、円を切り捨てて米国債を買い支えています。
更にトランプが公約の減税&財政出動を実行しようとすると、米国の国債発行額は、$1.46兆(170兆円)へと倍増するそうです。
http://archives.mag2.com/0000048497/20161226220808000.html
国債ファイナンスの海外依存はさらに増加します。
日本だけでは支えきれず、どうしても中国に頼らざるをえなくなります。
そのためには、金利をあげて米国債を魅力的にする必要があります。日本と異なり、中国は短期債を中心に米国債を買っているようです。低すぎる金利だとキャピタルロスの危険があります。長期金利をあげて、中国に長期投資をしてもらうことが必要になります。
しかし、金利が上がれば、レバレッジをかけて株や不動産を買っていた投機家は売りを余儀なくされます。
バブル化している米国株を筆頭とする先進国の株や不動産価格は崩壊する危険が高まります。その他のリスク資産であるビットコインなども激しく売られるでしょう。

巨額な米国政府債務は返済不能です。
返済不能の問題が顕在化したとき、米国債の最後の買い手はFRBになります。
FRBはQE4で米国債を守るか、景気悪化に目をつむり利上げを強行してドルを守るかのジレンマに立たされます。
米国債の金利は、今は急騰しているわけではないので、FRBは、利上げをしてドルを守る選択をすると思われます。
ただし、ドル高でドル供給が減れば、世界経済は減速し、それは米国の景気を悪化させるでしょう。
株と土地のバブルも弾けるので、投資も減って景気減速のスパイラルになると思われます。
そこで初めて、FRBはQE4を行うと思われます。
しばらくはドルを守もり、実体経済よりも銀行の利益を優先し、トランプの公約の尻拭いをしようとして利上げを選択するFRBに対して、すでに財政ファイナンスが不可避な日本では今後も日銀が国債を買い支えて金利急騰を防ぐでしょう。そのため、これからも中期的スパンでは、金利差で円安ドル高の傾向は続くと思われますが、ドル危機のリスクがあるので、ドル資産を買うのではなく、円建で金を買う戦略が資産防衛として有効だと思います。


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[ 2017/05/29 12:18 ] 経済全般 | TB(0) | CM(0)
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