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経済指標、米GDP下方修正よりも重要なドイツインフレ率


米国の2QのGDPは前期比年率+2.6%(予想+2.5~2.7%)でまずまずでしたが、1QのGDPが1.4%から1.2%に下方修正されました。
また、2014年のGDPが2.4%から2.6%、2015年のGDPが2.6% から2.9%にインチキ二重季節調整により上方修正された反面、2016年のGDPが1.6% から1.5%に下方修正されています。
FRBが利上げに踏み切ってから米国の成長が鈍化していることがわかります。
また、労働コスト指数も、0.5%or0.6%程度だったものが前回0.8%と上昇しましたが、今回は事前予想の0.6%に反してまた0.5%に戻っています。
イエレンがすがるフィリップス曲線がまた機能していないことが明らかになりました。
インフレ予想が思ったように上がらず、経済成長の鈍化が顕著になり、オバマケア廃案に失敗してトランプの政治的求心力がますます低下し債務上限の問題も再燃焼してきたので、利上げへのハードルは高くなってきたと思います。
それでも、イエレンはその保身とFRBの威信のために、今年あと一回は利上げをしたいと思います。それも株バブルが弾けければ無理ですが。
米国の経済指標はかなり怪しく、粉飾されて底上げされている可能性があるので、あくまで参考程度にしかなりません。
ピーターシフは1QのGDPを算出したインフレ値を使えば2QのGDP成長は2.6%ではなく1.6%にすぎないとツイートしています。
しかし、ドイツの経済指標は厳格に発表されていると思われます。
そのドイツの7月インフレ率上昇は鈍化するとの事前予想に反して前年同月比1.5%上昇と、前月から低下が見られなかったそうです。前月比では+0.4%です。
これでドルの番犬ドラギは追い詰められました。テーパーリングに一歩前進です。
米国の利上げが苦しくなってきたのに対して、ECBのテーパーリングが容易になってきたことで、これからさらにユーロ高ドル安、すなわち、ドルインデックス安が加速すると思います。
目先の米金利低下とドルインデックス安はドル建て金には追い風です。
その上で、株バブルが弾けてVIXがはねあがれば、金ETFに株式市場からの避難者が殺到すると思われます。


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[ 2017/07/28 22:59 ] 経済指標 | TB(0) | CM(0)
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