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巨額1兆4,000億ドルのアメリカの家計貯蓄が消滅


A Quarter Trillion Dollars In US Savings Was Just "Wiped Away"
米商務省が1日発表した6月のインフレ調整後の米個人消費支出は、前月比0.1%増でした。個人所得は前月から横ばいと、7カ月ぶりに増加しませんでした。インフレ調整後の可処分所得は0.1%減でした。賃金の伸びが緩慢であることから、第3Qの個人消費支出が緩慢な伸びとなるようです。
貯蓄は5464億ドルと、5月の5647億ドルから減ったそうです。

アメリカ合衆国経済分析局(BEA)は、アメリカ合衆国商務省の一機関です。
BEAの主要な責務は、GDPなど、アメリカ合衆国の会計収支の統計を維持継続することです。
そのBEAが今年の6月までの個人所得と支出の改定値を発表しました。
米国家計の可処分所得は1200億ドル減少し14.4兆ドルに、支出は1050億ドル増加し13.8兆ドルになったようです。
過去3年間、政府の賃金はほぼ横ばいですが、民間の賃金給与は下の図の青い線が示すように着実に低下しているようです。
Wages andComp_0

賃金が伸びずに支出は増加していますが、これは貯蓄を切り崩して行われているようです。
5.5%だった貯蓄率は3.8%に大幅に下方修正されました。
これは、米国家庭からの貯蓄額が1兆4000億ドル削減されたことを意味します。
226bn delta_0

これは、あくまで平均値であり、一部の金持ちの死蔵した貯蓄が平均値を釣り上げています。格差が進んだ米国では、ほとんどの米国の家計には貯金がありません。消費性向の高い中間層や貧困層には余裕がありません。
米国人のうち「万が一のときにいつでも使えるお金」としての貯金がゼロだという人は、約6,600万人に上ることが分かったそうです。
年代別にみると、18~35歳の「ミレニアル世代」のうち貯金がまったくないという人は28%。一方で、「X世代」(1960~80年代初頭生まれ)の33%は貯金が“ゼロ”だそうです。
貯金「ゼロ」の米国人は6千万人超、特に問題の世代とは?
米国は景気拡大期が過去の平均の58カ月を大きく超えて97カ月に及んでいますが、10年近い景気拡大が続いても、米国人の3人に1人は退職時の貯蓄がゼロです。
「ここから3~4カ月の相場は要注意」

アメリカのGDPは70%個人消費に依存していますが、家計債務は過去最高に膨れ上がり、賃金は伸びず、貯金もないので、これは持続しないと思われます。


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[ 2017/08/02 08:56 ] 経済指標 | TB(0) | CM(0)
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