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先進国があらゆる点で世界における優位性を失いつつある―英メディア


先進国があらゆる点で世界における優位性を失いつつある―英メディア
英フィナンシャル・タイムズは27日「中国の貯蓄総額は米国や欧州連合(EU)の合計にほぼ匹敵し、中国国民の収入のほぼ半分に相当する」と説明。中国で貯蓄が大きく増えた背景には急速な経済成長があり、今世紀における中国の資本、資本市場、金融機関の世界経済に対する影響力は、20世紀の米国と同じレベルになる可能性があるとした。

また、国際通貨基金(IMF)の予測として、高所得国の国民総生産(GDP)が世界全体に占める割合が1990年の64%から2022年には39%にまで低下する一方、新興国・発展途上国の割合は12%から39%にまで上昇すると紹介。4%から21%へと急増する中国が、この変化に大きな影響を与えていることを伝えた。

さらに、世界の人口構成にも変化が起きており、高所得国の人口比が減少する一方で途上国の人口比は上昇し、25年にはインドが人口世界一になるとともに、サハラ以南のアフリカ地域の対世界人口比が50年には22%にまで高まるとしている。

記事によると、経済、人口に加えて技術革新の点でも先進国は優位性を失っているという。現在最も重要とされるインターネット関連技術の停滞は、高所得国の収入を伸び悩ませており、収入が増えずに鬱憤(うっぷん)の溜まった国民たちの間で民族主義が日増しに強まっているという。記事は「彼らはこのような状況に慣れていないし、慣れることも望んでいない

米国英国大好きの右翼は、米国のITなどの技術革新の優位性に過度の期待をよせていますが、ロバートゴードンが指摘するように、技術革新は、構造的に落ち込む潜在成長率の救世主にはなりません。
イノベーションの死、成長の終わり

スマートフォンやクラウドはコモディティ化しています。アップルのアイフォンは売り上げが減少しており、そのバブルは終焉しました。アマゾンの自転車操業の拡大路線もいずれ行き詰まるでしょう。テスラやシェールも過大評価されていて救いにはなりません。フェイスブックやツィッターなどのSNSはすでにピークアウトしたと思います。

イノベーションで生活水準を改善させる1000人に一人の天才は、これからは人口が多く教育環境の整った中国やインドなどの新興国から誕生する可能性が高いと思われます。米国は高等教育はレベルが高いですが、これは海外からの留学生に依存しています。中等教育以下の教育レベルは先進国で最低レベルです。
米国の大学の学費は異常に高く、トランプの保護主義や格差拡大による右傾化によって、これから知的流出が加速すると思われます。
米国では経済成長の鈍化と右傾化によって移民がヒスパニックを中心に減少しており、今の楽観的な人口動態予想はいずれ現実に直面します。
高齢化が進む米国ですが、高齢者には貯蓄がなく、多くの企業年金が積立不足で財政破綻寸前の地方自治体にも余力がありません。
その上、健康状態は世界最悪の肥満大国で最悪です。膨れ上がる医療費は国家を破綻させるでしょう。


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[ 2017/08/02 09:18 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
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