FC2ブログ

BullionVault

update2 ゴールドは1400のレンジを突破し、2013年の暴落の窓埋めにチャレンジ


ジャクソンホールで、イエレンやドラギがだんまりを決めたことを市場はECBのテーパーリングのスタートの合図と解釈しました。
これにより、ドルが売られ、金は買われています。
明確に上には抜けていませんが、とりあえずの直近のレンジである節目の1300の壁を突破しました。
短期投機的な先物の新規買いだけでなく、もう少し中期的な投資家がいるETFの金保有高も増えてきました。
これは株バブル崩壊への恐怖が市場に浸透してきたとこを意味します。
ゴールドが本格的に上昇するには株バブルが崩壊する必要があります。

今現在、北朝鮮のミサイルが日本上空を突破したことが話題になっていますが、このニュースが市場に与える影響は小さいようです。トレンドをつくるようなものではないでしょう。
日本は、イージス艦の増強と陸上型のイージスであるイージス・アショアの導入するために、また無駄な血税を使うようです。
安価な北朝鮮のミサイルを撃ち落とすために、高価なミサイルを使うというのですが、命中率は極めて低いと思います。
米軍の実験は限られた都合のいい条件下のものです。MIRVやデコイなどを使われればカタログスペック上の効果は期待できません。
今回、日本上空をミサイルが通過したのに、撃ち落として見せなかったのは、当たらないことがばれるのを恐れたのかもしれません。三沢のPAC3も沈黙したままでした。政府が恐れるのは北朝鮮ではなく、自衛隊がいるので安全ですと嘘をいってきた国民です。
たとえ、SM-3が額面通りの命中率を見せたとしても、北朝鮮の安価な弾道ミサイルの飽和攻撃の前にすぐ弾切れになるでしょう。
撃ち落としたミサイルを迎撃するPAC3も期待できません。
アメリカ軍は世界中にPAC3などの迎撃ミサイルを配備していますが、それはほとんど自国の出費です。
日本だけがアメリカ国内で販売している数倍のぼったくり価格で性能をダウンさせたモンキータイプを買わされています。
そのPAC3も射程距離が短く、守れる範囲は限定されています。
それはもっぱら米軍基地を守るために配備されています。
原発や大阪などの人口密集大都市圏、周辺には配備されていません。
血税を使って購入したぼったくりポンコツPAC3が守っているのは、日本国民ではなく米軍です。
北朝鮮のミサイル発射で、日本の右翼は興奮し、米国の軍産複合体は大喜びです。
ただ、予告なしに一部、過疎地の領土の上を通過したとはいえ、当初、想定されたグアム向けコースの中国地方や四国を縦断したわけではなく、津軽海峡を通してきたので、北朝鮮も多少は譲歩したといえるでしょう。
そもそも、中国や四国にPAC3を配備したのは民主党議員の指摘からであり、平和ボケした自民党右翼の危機管理の甘さがここでも露呈しています。
CPがよく、かつ、効果的な安全保障は北朝鮮に対する融和政策です。アメリカの軍産複合体は商売にならないので望まず、かつ、恐怖に動物的に条件反射する右翼はそれを認めたがりませんが。

北朝鮮問題で円キャリーの巻き戻しがあるため、一時的には円高になるかもしれませんが、長期的には円安トレンドは変わらないと思います。
ただ、それ以上にドル安圧力が高まっています。
このブログでは中長期的には、一貫してドルインデックス安(ユーロ高)を予想してきましたが、逆に中長期にドル円は上昇すると予測してきました。ドルは主要通貨の中で最弱通貨の円よりは強いが、ユーロなどその他の主要通貨よりは弱いというスタンスです。
ただ、これから短期的だけでなく、中期的にも円高に触れる可能性が高まってきたと思います。
ドル円は100円割れが近づいてきました。
円が安全通貨なのではなく、金利がもっとも低く、投機用の調達通貨に最適の円が、株バブル崩壊によるリスクオフによって巻き戻されるからです。
東北の震災の時も円高になりました。
北朝鮮問題は、市場のトレンドを大きく変えるようなものではありませんが、日本の投機家の心理を揺さぶり、円高への圧力を徐々に与えていく可能性もあります。
円はドル建て金と強い相関があります。それはユーロやスイスフラン以上でしょう。最近では金と米国債の金利との相関は薄れています。相関だけを基準に取引をしている投資家はこれから、ボラティリティが上がれば大損するでしょう。
それでも、まだまだ金と円とは強い相関があり無視はできません。
円高になることで、ドル建て金は上昇しますが、円高になるぶん、円建て金は上昇を相殺されます。
それでも、ドル建て金価格上昇の寄与分が優っているので、円建て金も上昇していくでしょう。
テクニカル分析によるチャート予想は、星占い、ロールシャッハテストと同じ後付けバイアスにすぎませんが、情報が公平で市場が合理的という前提が誤りのランダムウォークのようなものではありません。
多少の群衆の心理的な要因はあると思います。それでも、チャートは月足で年単位のスパンでみて初めて予想の気休め程度の役にたつだけですが。
気休め程度にチャート予想をすれば、1400のあたりにしこりがあるので、ここを明確に突破すれば、2013年の暴落時にできた窓を埋めに行くことが意識されると思います。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2017/08/29 10:41 ] | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン