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中国が金に裏付けされた元建て原油ベンチマークを準備、ドルバブルは風前の灯火


China Readies Yuan-Priced Crude Oil Benchmark Backed By Gold
米国は二度の大戦によって世界中から金を集めることに成功しました。
米国が、戦後、ブレトンウッズ体制でドルの基軸通貨としてのシニョリッジを得ることができたのはドルが当初、金によって担保されていたからです。
しかし、ベトナム戦争による財政悪化で米国から金の流出が加速しました。
金兌換を停止したニクソンショック後、米国はドルの価値を守るために原油の決済通貨をドルに限定する政策をとりました。
これに反抗する国は軍事力によって叩いてきました。
さらに、米国はWTIの先物を創設することで、原油価格を低く操作してきました。これによってドルの価値を維持しました。
しかし、今回、中国が、元建ての原油先物市場を創設することは、米国の原油価格操作を困難にします。
これはドルバブル崩壊のトリガーになりえます。
米国の経済制裁を恐れた、イランやロシア、中国などの企業はドルを介さず、元を決済通貨で使うことを望むでしょう。
米国は先物市場以外では、サウド家の独裁の安全を保障することで、サウジに無理に増産を強いて来ました。
しかし、財政が悪化するサウジは減産に転じており、これで原油価格をコントロールすることも難しくなってきています。
原油価格は新興国経済の成長によっていずれ上がっていきます。米国はもはやコントロールできなくなります。
原油は経済の血液である流通に必要です。二酸化炭素によって温暖化するのは嘘ではないですが、その影響は実際は微々たるものです。
電気自動車が原油を不要にするという物語は、ありえません。バッテリーというボトルネックがあるからです。
米国は潜在成長率が低下し、賃金は構造的に低下していきますが、原油など物の値段があがっていくことで長期的にはコストプッシュインフレに陥ります。
ドルの購買力はますます低下し、その為替価値も下落していくでしょう。


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[ 2017/09/03 16:40 ] | TB(0) | CM(0)
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