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インテレクチュアル・ダークウェブが指摘する左翼の弱点


欧米を揺るがす「インテレクチュアル・ダークウェブ」のヤバい存在感
人間は生物学的にみて平等ではありません。
スティーブン・ピンカーが指摘するように、人間は、空白の石版ではなく、環境以外にも遺伝によっても決定されます。
科学的に統計学的に男女、人種、個人に生来的差異は存在します。
もっとも、それを社会的・政治的な進化でその差異による不公平を是正していくのも理性をもった人間という生き物です。他の生物と異なり、遺伝子的進化論がすべてではありません。

そもそも、平等と自由は理論的に両立しません。
ただ、それをなんとか人間だけがもつ理性で統合させようとするのが人類の歴史でした。
憲法の専門家を自負する安倍が知らなかった憲法学でもっとも有名な芦部教授の学説などがそれでしょう。
自由権を精神的自由権と経済的自由権をわけ、その優先順位を精神的自由権>平等>経済的自由権としたダブルスタンダードは有名です。
もっとも、似非左翼が主張する、ジェンダーフリーなどのポリティカル・コレクトネスは間違っていると個人的には思います。
性別や人種は一般的に異ならないとする似非リベラルエビデンスはなく、科学的・統計学的に間違いでしょう。
そういう主張をするものを弾圧するポリティカル・コレクトネスの似非左翼のやり方はファシズム的であり右翼と変わりません。
その一方、一般的な差異と個々人の差異もまた違います。
一般論でそのまま個人の違いを無視するステレオタイプ的で過度な個別化思考の右翼もまた間違いでしょう。それはただのレイシズムです。
なお、民族の違いを強調する日本の似非愛国者の右翼(ネトウヨ)はただの馬鹿であり問題外でこの議論とは関係ありませんw

生来的に異なる個々人の社会的・政治的な平等を目指すリベラルが目指すべき理念は、本当の弱者を救うものである必要があります。
そうでなければ、リベラルは支持を得られません。
今では、一般的に弱者とされてきた子供や女性や老人などは少数派とも弱者とも一概に言えず、既得権益者もなかに多く含まれて胃ます。
アイデンティティ・ポリティクスの多くはすでに既得権益者とみていいでしょう。彼らはリベラルの皮を被った既得権益の保守派です。
本当の弱者を見極める基準は、経済的な側面でしょう。
政治的に効果的に修正できる弱者は経済的弱者だけです。
経済的者を既得権益者からフリーライドで既得権益者から利益を貪る能力もなく怠惰なものと決めつけ、社会動物的に条件反射するリバタリアン右派から救うことが左派の最重要課題です。
また、遺伝子組み替えや農薬や放射能などに異常に過敏に反応する環境系左派も結局はブルジョア的・厨二病的な側面があります。
憲法9条の文言に固執するのも力を入れるところが違います。平和は幸福・人権・平等の最前提ですが、現代ではピントがボケています。
北朝鮮ガーが中国ガーと騒いでいるネトウヨと同レベルです。戦争は地震よりもっと可能性が低いもので今のところ最優先課題ではありません。
本来の左派は富の再配分にこそ力を入れるべきなのです。
人類の歴史はウィル・デュラントが指摘するように右翼的な資本主義の成長・富の集中・暴走・破壊(バブル崩壊・戦争)、そして左翼的なそれに対するブレーキと富の再配分という左派と右派の勢いのフィードバック・ループの繰り返しで進化してきました。
今は循環からみて、再び左派が社会的支持を得て力を盛り返して行かなければいけない時期です。
過小消費理論からみて、富の再配分なくして、経済成長や最大多数の最大幸福はありえないでしょう。
ロバート・ゴードンが指摘するようにルネッサンス・産業革命などの科学技術の進化による生産性の拡大も頭打ちでそろそろ終了だからです。IT、AIなどは過大評価されすぎだと思います。サイバーリバタリンが信奉するシリコンバレー的価値観は人類の進化に目立った貢献はしないでしょう。
イノベーションの死、成長の終わり
左派は、インテレクチュアル・ダークウェブの批判を真摯に受け止め、本来の使命を果たすべき時期にきているとおもいます。


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[ 2019/04/09 17:04 ] その他 | TB(0) | CM(0)
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