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トランプの再選はあるのか


後知恵バイアスもありますが、私はトランプの勝利を予想していました。
しかし、貿易戦争の悪化でトランプの再選は厳しくなってきたと思います。
トランプが勝利したのは大票田であるラストベルトのペンシルバニアなどのスイング・ステートを制したからでした。
選挙戦のラスト、ヒラリーは民主党が伝統的に強かったラストベルトを楽観し、他のところでフェミニズム的主張ばかりをしていました。一方、トランプは最終日までスイング・ステートに力を入れていました。
貿易戦争で中国の製鉄企業にダメージを与えれば、鉄鋼業の多い、ラストベルトでその労働者の票が稼げます。
その一方で貿易戦争で物価が上昇すれば小売企業の利益が損なわれます。
米国の雇用は小売業界が中心です。ペンシルバニアでももっとも雇用者を抱えているのはUSスティールではなく、ウォルマートです。
関税によるウォルマートの負担は利益減か商品価格の上昇の二択になりますが、ウォルマートの強みは安さです。
利益が犠牲になり、多くの雇用者が解雇されることになると思います。
Wal-Mart Executive Warns: “Higher Tariffs Will Lead To Higher Prices For Customers”
そうなれば、トランプはペンシルバニアで敗北するでしょう。
現時点で、投票がおこなわれれば、トランプが負けるとする有力な予測もあります。
トランプ勝利後の右傾化の反動で、今米国は左傾化へのぶり返しがおこっており、国民の4割以上が社民主義の候補に投票するとしています。
その左傾化の流れを食い止めるために、トランプには対イラン開戦の圧力がかかっています。
トランプの側近はボルトンを筆頭に対イラン開戦強硬の親イスラエル、軍産複合体ばかりです。
トランプ自身は、ツィートで戦争は経済を悪化させ、人が死ぬから嫌だと言っていますが、これはポーズではなく本音でしょう。
ヒラリーが勝利して入れば、中国との貿易戦争はおこっていなかったでしょう。
そのかわりにイランとの戦争はすでに始まっていた可能性が高いです。
しかし、もし、偶発的な事故やCIAやモサドの偽旗攻撃、イランへの暴発の誘導と攻撃察知の無視で、米国人に被害が出れば、国内の支持母体の右派に押されてトランプも開戦に踏み込むと思われます。
しかし、イランとの開戦は結局、トランプの敗戦を決定づけると思われます。
ヒラリーを嫌っていた無党派層や中道左派も今度は民主党に投票するからです。


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[ 2019/05/21 14:34 ] その他 | TB(0) | CM(0)
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