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マレーシア、金に釘付けにされた共通アジア通貨を提案


トランプ来日と異なり、マスコミの報道はほとんどありませんが、マレーシアのマハーティール首相が現在、来日中です。
対峙する米中 93歳首相が語った「正論」
マハーティール首相は、22年間という長期に及ぶ強力なリーダーシップにより、マレーシアの国力を飛躍的に増大させました。
そして、93歳で15年ぶりに政府首班の地位に返り咲きました。これは異例なことです。
マハティール首相は長年、親日家でした。
白人の横暴で苦しんできたアジアにおいて、それに抵抗し、存在感を示した日本人をリスペクトしているからだそうです。
もっともウィキによると、最近の経済政策には否定的です。
また、日本の外交政策についても批判的で、「日本は、いつまでアメリカの言いなりになり続けるのか。なぜ欧米の価値観に振り回され、古きよき心と習慣を捨ててしまうのか。一体、いつまで謝罪外交を続けるのか。そして、若者は何を目指せばいいのか。日本人には、先人の勤勉な血が流れている。自信を取り戻し、アジアのため世界のためにリーダーシップを発揮してほしい」と述べているそうです。

マハティール首相は、現在開催されている日本経済新聞社主催の25回国際交流会議「アジアの未来」の講演で、米中の自制を要求しました。その上で、米国がどう思おうと、中国が力を持っていく時代だ。新しい強力な中国を認識しなければならないと、中国と向き合っていく必要があるとも説明したそうです。
認知的不協和をおこした日本の右翼が中国を過少評価することに躍起になっているのに対して現実的です。
そして、ファーウェイの製品を「可能な限り」使い続ける方針だと述べたそうです。
AFPによると、マハティール首相は、「確かに、スパイ行為はあるかもしれない。だが、具体的に何をマレーシアでスパイするというのか。われわれには何の秘密もない」と語ったそうです。
その上で、ファーウェイには「マレーシア国内で行われている研究全体と比べて、はるかに大規模な」研究が可能だと指摘。「ゆえに、われわれは可能な限りファーウェイの技術を活用していく」と述べたそうです。
マハティール首相は、ゴールドマンサックスを訴えたりと、米国の言いなりにならない毅然とした態度をとっています。
国家の損得勘定ではなく、単にイデオロギーだけでトランプに媚を売っている安倍とは違います。

また、マハティール首相は、「米国は明らかに恐れている。ファーウェイはもしかしたら米国に対して諜報活動を展開するかもしれないと(米国は)考えている。もしかしたら批判の正当な理由かもしれないが、それは正しい方向ではない。自分の強みを生かして競争すべき。私が確信しているのはCIAは長年にわたって中国やマレーシアでもずっと諜報活動をしてきたと思います。それに対して、米国製品を不買運動することはしていません」と述べたそうです。
米国が世界中の情報を盗んできたのは周知の事実です。メルケルなど各国首脳の携帯電話を盗聴したこともありました。
インターネットのメールなどもそうです。
これからは、逆に米国が中国に情報を盗まれる量が増えていくでしょう。ファーウェイを5Gの基地局から排除してもそれはかわりません。1000万人を超える中国のサイバー軍との戦いではさすがに米国のCIA、FBI、エシュロンも劣勢に立たされます。

さらにマハーティール首相は、「周知のとおり、マレーシアを侵略したい国があれば、通り抜けることが可能だ。われわれは抵抗しないだろう。なぜなら、それは時間の無駄だからだ」と続けたそうです。
民族や軍人の名誉、そして愛国心といったくだらない右翼的理念のために、他国の侵略に抵抗して多数の犠牲を出した愚かな国は歴史で枚挙に暇がありません。日本でも戦国時代を見ればわかります。大勢を読めず、軍門に降らないで抵抗した大名は滅んでいます。
不公正な制約が大いにしろ抵抗するより属国になったほうが、ぶっちゃけ国民全体の厚生経済的な福利厚生はマシなのです。勝てない相手に自衛のために軍事費を増やすのは無駄です。
役に立たないF35やイージス、オスプレイに金を使う安倍は愚かです。
右翼が大好きなF35不要論 update2
オスプレイの致命的欠陥
F35が無敵なのは漫画や映画の中だけです。有視界外からのアウトレンジの空対空ミサイルなんてそうそう当たりません。空戦を制するのは飽和攻撃を可能とする物量と人海戦術です。
右翼の脳内はどうやら、マリアナ沖海戦の無能な海軍の頃から進化していないようです。
そもそも、スティーブンピンカーが指摘するように倫理が進化した今の時代、抵抗しない国に国境を超えて侵略して占領することは経済的メリットがなくありえません。
マハティール首相はそこのところをわかっているようです。

また、同会議で、マハーティール首相は、金に釘付けにされた共通アジア通貨を提案したそうです。
Malaysia Proposes Common Asian Gold-Backed Currency
ドルや円やユーロといった不換紙幣は為替市場のマネーゲーム化や、その発行国の都合で価格が不安定になっています。
価格変動は実体経済に大きな影響を与えます。
マハティール首相によると、金はそれら通貨に比べてはるかに安定しているのでアジア圏の決済通貨にしてはどうだということです。ユーロと異なり国内ではそれぞれの国は今まで通りの通貨を使用し、対外的な貿易決済限定の通貨です。
マレーシアは、以前、アジア通貨危機でドル支配の横暴さを経験しました。
また、日本や中国と同様にトランプに「監視対象国」に新たに指定されました。
ユーロのような通貨をアジア圏でつくることは以前は日本が提案しましたが、アメリカに潰されました。
しかし、その頃と異なり、米国の国力は低下しています。
ユーラシア大陸で、ユーロ圏、中国、ロシア、イランだけでなく、極東でもドル離れが加速すれば、ドルの終焉はさらに早まるでしょう。米国の都合によるドルの不安定さは各国経済にとって癌で、世界経済の成長を長年、阻害してきました。ドルの終焉は世界全体の経済成長に資すると思います。


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[ 2019/05/31 03:56 ] 要人発言 | TB(0) | CM(0)
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