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FRBへの利下げ圧力は続く


米国経済は表面上は堅調です。
内容はともかく雇用は堅調です。
家計債務は過去最高ですが、可処分所得、実質所得は伸びています。
そのため小売売り上げは目先好調です。
米国のGDPに占める個人消費の割合は7割ですから、リセッション入りはまだまだ先のように思えます。
これが、米経済強気派、FRB利下げ慎重派の根拠となっています。
しかし、米国の個人所得の構成はいびつです。
その内訳は勤労所得3に比して財産所得が1です。日本のそれは8対1です。
米国の所得は株や不動産といった資産バブルに依存しています。
株安になれば、企業は雇用を減らしますし、資産効果は剥奪します。
そして、米国の株高を支えているのが、企業債務増加による自社株買いです。
しかし、米国の企業収益はここ数年横ばいです。保護主義、世界経済の悪化によりその収益は今後、悪化が予想されます。
収益ではなく借金に依存した自社株買は永遠には続きません。
危険領域に達している企業債務増加が限界に達すれば、株バブルは崩壊します。
そうすれば、米国の個人消費は低迷し、GDPが低下し、米国はリセッション入りします。
シェールなどの借金まみれのゾンビ企業の延命のため、結局、FRBは利下げをせざるを得なくなります。
名目金利だけでなく、貿易戦争、イラン、ベネズエラ、イエメン情勢の影響で物価上昇のきざしがみえはじめているので実質金利も低下していくでしょう。
実質金利と高い相関がある金価格もジリジリ上昇していくと思いますが、トランプの譲歩による口先介入やパウエルのタカ派発言などで短期的に大きく下げるリスクもあります。
利下げ継続でも株価が反応しなくなってからが、金の本格上昇の開始でしょう。
そして、リセッションに突入して QEが再開されれば、金は過去の最高値を超えて上値を試すことになります。


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[ 2019/08/19 13:55 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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