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新型肺炎、一般市民は過大評価し、市場参加者は過小評価している


連日、世界の株式市場は大幅に下落していますが、その本山であるNY市場はまだまだV字回復を期待しているような動きです。
本日は2%程度さげていますが、ここまで膨大した巨大バブルにしては下げに勢いがありません。
一般市民は現時点ではただの風邪にすぎない新型肺炎に過剰反応しているようです。
その一因はマスコミにあると思いますが、現代ではインターネットが大きいと思います。
その一方で、市場参加者は新型肺炎をまだまだ過小評価しているようです。
一般市民の過剰反応による経済の悪化、それに伴う企業業績の低迷を織り込んでいないように思います。
なお、日本や米国政府は新型肺炎を過小評価しているようです。
こういう被害の甚大になる可能性がある不確定なリスクに対しては、それに過剰に反応して国民を守るのが政治です。
原発の放射能などがそうですが、自民党はなにかにつけて危機管理が甘いと思います。
レイ・ダリオが指摘するようにリスクは最初は過小評価されて、時間がたつとともに過大評価されます。
今後、市場の新型肺炎に対する過大評価がおこり、パニック売りになる可能性はあります。
いまはただ、企業の前年のファンダメンタルの悪さをようやく反映してきたレベルにすぎません。
株は内政問題、地政学リスクなどで下がったときが今までは押し目買いときでした。
しかし、それは対人の問題です。対立することで結局自分たちが損すると認識し、双方が譲歩すれば問題は当面は先送りできます。その譲歩はいつでもでき、一晩で市場の心理が変わります。
しかし、今回の問題はウイルスです。万物の霊長であり生態系の頂点にいるホモ・サピエンスも微生物に対しては歴史上分が悪いです。
抗生物質で細菌などには一定の勝利をおさめてきましたが、ことウイルスにたいしては天然痘など一部を除けば負け続けています。
ワクチンは一朝一夕で開発できるものではありません。
これからも新型ワクチンの話題で市場が楽観するときはあるでしょうが、米中貿易戦争やイラン情勢のような地政学リスクなどのときのようにはいかないでしょう。
これまでのようにV字回復を期待している市場参加者はまだまだうじゃうじゃいますが、いたい目をみる可能性があります。




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[ 2020/02/26 03:31 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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