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ブルームバーグ、米大統領選から撤退


スーパー・チューズデー直前までは最後まで戦うと豪語していたブルームバーグがあっさり撤退しました。
スーパー・チューズデーでサンダースが予想外の敗戦を期し株は暴落をまぬがれました。
さらに、ブルームバーグの撤退を受けてNYダウは大幅反発しています。
FRBの緊急利下げでは下げ止まらなかったのにです。
それほど株式市場の資本家はサンダースを恐れていたのだと思います。
今、市場がもっとも注目する材料は新コロナパニックや金融政策ではなく米選挙になったようです。

ブルームバーグはサンダースだけは候補者にはしないと明言していましたから、バイデン支持を表明。
自身が株式投資家相手のビジネスで大資本家になっていますから当然でしょう。そもそも彼はもとは共和党で、選挙に勝つために便宜的に民主党に所属しただけです。ナチスとかピートとかヒラリーとか日本の旧民主党の現国民民主党所属の議員と同じ仮面左派です。
ブルームバーグがバイデン支持に回ったことで民主党右派の団結は強固になりました。票を食い合うことは今後はありません。
その一方の民主党左派は一致団結するのが難しいようです。
ウォーレンはヒラリーと異なり、エリート臭のするセレブ・ファッション左派ではないと思われていましたが、サンダースをミソジニーとレッテル張りすることでその正体が露呈し、大きく支持を失いました。そして、両陣営の支持者も本来の目的を忘れて感情的にエスカレート。
ウォーレンがおれてサンダースと仲直りの握手をすれば彼女は再評価されるでしょうが、いまのところ撤退の表明はしていません。
ウォーレンがサンダースと仲直りをし両陣営の支持者が団結できたとしても、バイデン支持者とサンダース支持者の団結は難しい。とくにサンダース支持者は原理主義です。
もし、バイデンが候補者になれば、再び四年前のように、サンダース支持者の一部は造反するでしょう。そうなると、トランプが再選するおそれがあります。
今回のバイデン勝利で喜んだのはトランプとそれを支持する資本家でしょう。トランプは表面上はバイデンを最大のライバルのようにふるまい、民主党支持者にサンダースではトランプに勝てないと刷り込もうとしていますが、実際、トランプが一番おそれているのはサンダースだと思います。
ただ、本戦までにはFRBの利下げ連発もむなしく、株バブルもようやくはじけ、米経済は不況入りしてそうです。サンダースには劣るとはいえバイデンでもトランプにたいして有利でしょう。
だれがトランプに勝てる候補かといえば、1がサンダースで2がバイデンです。今回出馬した他の民主党員は小粒の泡沫候補で4年後も無理でしょう。
バイデンはサンダース支持者の票はいくらか失いますが、前回、トランプに流れたラストベルト地帯の白人票をとれます。米国のコメディドラマのアルファ・ハウスで描かれている情弱が多い米国の選挙民に好かれるような典型的なタイプが彼です。
しかし、バイデンが勝っても、サンダースほどの改革は望めず、アメリカの資本主義の歪みはあまり是正されません。
左右ポピュリストが喧伝するMMT、アベノミクスなどの財政政策や金融政策では成長が望めない先進国では、資産バブル・消費頼みの経済と決別し、たとえ数字上のGDPが低下しても、経済厚生を高める政治が求められます。それができるのがサンダースです。

勝ち馬に乗るという大衆のバンドワゴン効果で今回で相当サンダースは不利になりましたが、大衆の心理は今のボラの高まった市場と同じで、なにかのトリガーがあれば一日で勢いは変わります。民主党の代表選挙も本戦も最後まで接戦になることは間違いないです。イデオロギーで偏った人がいうどちらかが圧勝というのはない。
米株式市場に腰掛けている資本家たちのサンダースに対する恐怖はまだ終わっていないと思います。


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[ 2020/03/05 06:37 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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