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原油価格下落。CLO&株バブル崩壊の危険


原油価格の下落が止まりません。新コロナパニックによる運輸関連などの需要減、今後の景気後退を嫌気していると思われます。
OPECが追加減産したものの、ロシアがこれに積極的に加わらず、まったく効果なしです。先日のFRBの利下げと同じです。
原油価格の急落はアメリカのシェール企業にダメージを与えます。
シェールの採掘にはお金がかかります。そして、すぐ枯れてしまいます。
安価に採掘できるところは減り、今では採算ラインは45ドル〜50ドル程度だとされています。今、原油市場はその45ドルを切りました。
2018年の年末、原油価格が急落し、42ドルになったときは、株価も暴落しました。最近の下落よりはるかに激しいものでした。今のダウよりはるかに下の価格まで落ちました。
シェール企業の多くはジャンク企業です。そしてCLOによって資金を調達しています。CLOはリーマンショックのときのCDO類似品です。格付けの低い会社と格付の高い会社をごちゃまぜにして、高い格付けで売りつける金融商品です。今、大量に発行されているCLOにはシェールをはじめとしたジャンク債が含まれています。
アメリカ株バブルはもっぱら自社株買いが牽引してきました。そしてその自社株買いの資金調達は社債発行によっておこなわれてきました。その社債をパッケージしたのがCLOです。このCLOに日本や欧州を始めとした中銀のゼロ金利政策によって抑圧された金融機関のマネーが流れています。
CLO市場がクラッシュすれば、社債市場が麻痺し、自社株買いができなくなます、そうれなば、リーマンショックのときのCDOより巨大な株バブルがはじけます。いま、欧州や日本の機関投資家やヘッジファンドはあわててCLOを売っているように思います。それが強力なドル安を生んでいます。
2015年から2016年には原油価格が30ドルを割り、シェール企業が大量に倒産しました。原油価格が30ドルを割るようだといよいよ株バブルが弾けるかもしれません。
ロシアが減産に積極的ではないのは、肉を切らしてシェールとドルをつぶす魂胆があるのかもしれません。
プーチンは最近もここが苦しいときと国民に団結を求めています。


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[ 2020/03/06 22:15 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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