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レパトリ合戦で敗れるのはドル


米国ドルがリスクオフのリパトリで上昇しています。
日本や欧州ではすでにレパトリが始まっていました。
欧州ではイタリアで新コロナがアウトブレイクしてからすでにこの動きがでてユーロ高ドル安が進んでいました。
そして、新コロナパニックが最後に伝播したのが米国。
米国市場がパニックをおこして、今はそのレパトリ・キャッシュへの換金でドル高にふれています。
これによりドルは独歩高となり金が大きく売られています。

今の株バブルは各中央銀行の金融緩和が膨らませてきました。
そのため、通貨供給量、バランスシート(マネタリーベース)と株価には強い相関があります。
FRBのQEのあと、米株バブル延命を請け負った日銀とECBを合わせてたバランスシートは今やFRBより巨大です。
マイナス金利でしたから、欧州や日本から利潤を求めて大量のマネーが米国に流れ込みました。
逆に米国から欧州や日本に流れたマネーは相対的に少ないと思います。
レパトリ合戦になれば、米国に還流するマネーより流出するマネーが大きくなると推測します。
しかも、FRBは原油安や景気悪化などで上昇するジャンク債などの短期金利の上昇を防ぎ、株価維持のために利下げをせざるを得なくなっている。
金利が下がって他国が買わなくなっている新発の米国債の買い取りもしなければいけない。無限QE開始は不可避です。
日銀やECBはもうこれ以上金利を下げようがないので、あとは米国との金利差が狭まるだけです。
米国内では株式市場から米国債にマネーが流れるので長期金利は低下する。個人投資家と異なり、機関投資家やファンドはキャッシュに置いておくことはできない。
金利がなくなることで、米国に利潤を求めて他国にレパトリしたマネーが戻ることはない。レパトリ合戦が一巡すれば、あとはドルが売られるだけです。
今はドルのレパトリのターンですが、いずれ、ドルは売られると思います。もちろん、通貨防衛と景気支援の財政のため各国が大量に積み上げてきた外貨準備のドルも売られる。
ドルが安全資産や基軸通貨というのはもはや幻想だと思います。


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[ 2020/03/13 02:09 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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