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BullionVault

バーナンキ発言に踊る賭場NY金先物市場


バーナンキFRB議長の発言によりNY金融市場は乱高下しています。
バーナンキ議長は議会証言でQE早期終了の弊害とQE縮小したとしても少し減らすだけで終了するわけではないことを強調しました。
これを緩和維持と市場の投機筋はとらえ、初動ではドルはうられ、ユーロや株や債券や金、コモディティはいっせいに急騰しました。
しかし、そのあと、質疑にうつり、景気次第ではQEの縮小もありだと発言しました。
これをQE早期終了の可能性が高まったと投機筋は反応しパニック売りになりました。
いまさら、少し国債やMBSの買い取りを減らしたぐらいでドルの減価がとまるわけでもないのですが。
FRBは債務超過です。
結局はバーナンキの発言をトリガーにしてギャンブルがおこなわれているだけのように思えます。
それに高速取引などのプログラムがボラを増幅しているようです。
もっともらしいファンダメンタル的材料に反応して市場は動いていますが、結局はファンダメンタルは関係のない投機です。
投機で短期で売り買いしたものは結局は反対売買しなければいけません。
売買代金は多いですが、差し引きはプラスマイナスゼロです。
投機のノイズを除去して長期的にみれば結局は売買量でははるかに小さい実需がトレンドの傾きを決めると思われます。

ドルは、引き締めが観測されると、その6ヶ月前から10ヶ月前に上がり始めるそうです。
今市場のコンセンサスは今年の第4QからQEが縮小されるとされています。(GSはもう四半期後の来年の第1Q)。
いままでの統計的パターンにしたがえば、しばらくはドル高になりそうです。
もっとも、実際緩和がはじまると、材料出尽くしでそこからまたドル安に流れがかわるのも過去のパターンです。
金はドル安が続く間は苦戦します。数ヶ月は我慢かもしれません。

しかし、アメリカの景気がこのまますんなり回復するようには思えません。
このまま金利があがれば住宅価格の上昇が止まります。
そうなれば、建設関係の雇用も減ります。
そもそも今の住宅価格の上昇は、景気が回復して個人がメインで買っているようではないようです。
QEによるMBS買い取りによる住宅ローン低下とジャブジャブのマネーによる投機的なファンドの購入主導です。
ただのキャリー・トレードです。マイホームは増加につながっていないので資産効果による個人消費効果は限定的になります。また、ファンドが購入した住宅は賃貸に使われますが、住宅価格が上昇することで家賃が上がっています。
それはインフレ圧力になります。
QEを早期縮小しようとすると景気が鈍化して、結局QEが終了できないジレンマに陥ります。


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[ 2013/05/23 11:07 ] おすすめ | TB(0) | CM(2)
日経株式指数先物!
いわゆる、フラッシュ・クラッシュ!
-700円は凄い!
[ 2013/05/23 12:55 ] [ 編集 ]
闇からの一撃さん こんにちわ
ひさびさに来てますね。
恐怖のインパクトとしては十分ですね。
株はまだ上値をおう力を残していそうですが、
今までのようにかんたんにスルスルあがってはいかなそうですね。
金融市場が不安定になれば金に有利な地合になる期待がわきます
[ 2013/05/23 13:36 ] [ 編集 ]
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