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山中伸弥教授への疑義


橋下徹が山中伸弥に問う「新型コロナによる死亡者数をどう見るべきか」
人というのは権威に弱いものです。
最近でもHIVを最初に発見した(疑義あり)ことでノーベル賞を受賞したルック・モンタニエが、コロナウイルスは武漢発の人工のものだという説を主張して物議をかもしています。トランプは初動対応に92日も遅れて米国の感染を拡大させてました。そのため、責任転嫁で中国を攻撃して選挙民にアピールしています。この学者の主張はトランプ支持者を勇気づけました。ゼロヘッジなどは大喜びのようです。
しかし、彼はノーベル賞受賞後、さまざまな問題を引き起こしてその信用性が低下しているのも事実です。彼が主張していた説の多くはエセ科学だったことが証明されています。
彼が所属していた仏パスツール研究所などは新コロナが武漢発の人工であるという彼の主張を否定しています。

その一方、かれと違い、同じノーベル賞受賞者の山中教授は人間的にも優れた尊敬に値する人です。
しかし、彼の新コロナに関する発言にはいろいろ疑問に思うところも多い。
最近では、橋下の、日本における季節性インフルエンザによる年間の死亡者数約3000人に比べて、新型コロナウイルスによる死亡者数は、かなり少ないのではという質問に対して、山中教授は、季節性インフルエンザで健康な若者が死ぬことはまずないが、新型コロナだと20代、30代でも感染すると500人に1人は亡くなるのは問題だと答えています。
この答えに橋下は脳天に衝撃が走ったそうで、山中教授に同調しています。教授のハロー効果を利用したいだけのリップマウスでしょうが。
しかし、山中教授の若者の致死率が0.2%だという主張は本当にそうなのかと思います。
致死率は検査数の分母が小さくなれば上がります。さらに、検査数が少なくなれば症状が重い人だけを検査しますから、致死率の分子が大きくなる。
若者は無症状な人が多いので検査を受けることが少ないため分母が小さくなります。そして重症化する人はすくないですから、そういう人の検査をすれば当然致死率の分子は大きくなります。
山中教授は中国武漢のサンプルからこの0.2%という数字を例としてあげたそうです。しかし、武漢は人口が多すぎて検査数に限界があります。致死率の正確な数字を導きだすことがむずかしい。
逆に致死率の推定に最適なところは、人口の少ないアイスランドでしょう。
アイスランドは人口比でもっとも検査数の多い国です。
この国の致死率は0.2%で山中教授が引用する中国武漢の若者の致死率と同じです。
COVID-19の致死率は0.2%未満
しかし、アイスランドの数字は高齢者を含む全国民の致死率です。
アイスランドの平均寿命は82.4歳で世界11位です。ちなみに中国は76.4歳。
高齢者の多いアイスランド全体での致死率が0.2%なら20代、30代の若者の致死率はそれよりはるかに少ないでしょう。
そのアイスランドですら人口の10人に1人しか検査を受けていません。実際の致死率は0.2%よりもっと少ないでしょう。
検査数が少ないと致死率が高くなって国民のパニックを煽る。
対単位人口死亡数が圧倒的にインフルエンザより少ない新コロナの致死率は結局は、季節性インフルエンザよりは低いと推測できます。


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[ 2020/04/19 22:57 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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