FC2ブログ

BullionVault

イデオロギーの対立を超えるとき(update4)


地頭がいい人は左傾化し、馬鹿は右傾化する
これは古今東西問わず、歴史が証明している。
動物的本能である利己的な自己防衛の条件反射というスタンスから、理性を司る前頭葉の成長によってメタ認知が増強し、自己への執着が薄れ、外界に関心がうつるのだろう。
マズローの欲求の階層説、ブッダの解脱などがそれを説明している。
最近のコロナパニックで言論市場のボラティリティが高まっている。
全体でみればイデオロギーの対立は先鋭化している。それは国家間の対立を激化させている。
陰謀論やフェイクニュースに確証バイアスで引っかかっている人がたくさんいる。
そういうなか、右翼言論市場のなかでも、地頭がいい人は左傾化している傾向がみられる。
個人的には今までは総論で賛同できなかった三浦瑠麗、池田信夫、ホリエモンあたりの言っていることは同意することが増えた。三人とも東大だから、地頭はある程度いいのだろう。
今は国家的世界的危機の情勢である。イデオロギーで政治的対立している場合ではない。
もっとも、新コロナウイルス自体は危機ではない。危機というのが大多数の意見だが、実際は、パニックである。
その一方で、金融市場の波乱はパニックとされているが、これこそが本当の危機である。
そして、実体経済へのダメージは、一時的な危機というのが多数意見だが、これは長期的な危機である。実体経済への影響は昭和バブル崩壊やリーマンショックの比ではない。
今は、イデオロギーの対立を超えて団結しなければいけないときである。
こういう危機を利用して、の対立を煽るやつは危険である。橋下や吉村だ。維新はナチスと似ている。
安倍は間違った政治的目的と間違った政策手段をとったが、彼はただの馬鹿だ。
その一方で、橋下らは危険である。彼らの目的や手段も間違っているが、彼らは馬鹿ではない。
その間違いをレトリックで正しいと大衆に刷り込む能力がある。
安倍は東条英機だが、橋下はヒットラーや、源田実、辻政信のような危険な存在だ。
一方、山本太郎のような急進左派も危険。彼の存在は左派の団結を阻害する。
彼の目的は社民党や共産党と大差ないが、その手段や支持母体は違う。それは急進左派の分裂を招いた。2大政党は少数意見が死票になると昔から批判されるが、多様化を進めようとすると逆に一強による画一化を招く。長沼伸一郎氏が指摘する縮退によるコラプサー化の一種だ。
維新は野党という点では、反自民ということで他の野党と共通するが、イデオロギー的には他の野党と違い右である。
維新の存在がもっとも悪い多様化となり、縮退によるコラプサー化を加速させ自民党の一強独裁の原因になった。
左派が多様化でばらばらになる一方、右派は極右派同士で強力な団結を結んでいる。中道右派だった宏池会は弱体化し、みんなの党や希望の党は消えた。極右政党である自民党と公明党と維新の連立は強固で、分裂しているのは幸福実現党といった泡沫政党ぐらいだ。
一方、左派は進歩的・急進左派だけでなく中道左派までもが分裂している。
国民民主や立憲民主は支持母体が違う。そのため、共産党のような急進左派との共同の積極性、原発廃止の積極といった違いがあるものの、大きな目的や政策の違いはない。両党とも中道左派だ。
政権交代するには、中道左派が中心となって、急進左派を取り込むしかない。場合によっては中道右派の岸田グループなどを取り込む必要がある。
その結集は簡単ではないだろう。共産党は共産主義を放棄し、社民党はフェミニズムと決裂し、れいわはMMTを捨てないといけない。ドグマの放棄は党のアイデンティティーそのものの危機になる。米国の中道右派のバイデンら民主党の主流派とサンダースら中道左派が連帯するより難しい。急進左派・進歩的左派は逆説的に右傾化した左派といえる。自己の自己の主張に固執しそのアイデンティーの保守のため、攻撃的で対立を是とするからだ。考えが違う人への寛容が欠如している。
また、中道左派の国民民主も共産党を許容しないといけない。
立憲民主の枝野は優秀な政治家だが頑固なきらいがある。彼は自党より右寄りの政治家などとの連立にもっと前向きになるべきだ。旧民主党はばらばらのイデオロギーの寄せ集めの政党と批判されたが、その批判は的外れだ。多様な意見を集約することこそが政治だ。
対立は簡単だが、融和は難しい。しかし、今のままでは、消去法で国民は自民党を選択しつづけるだろう。
大連立が実現できれば、国民の10%が変節し、政権交代が実現する。
大塚耕平あたりが頑張るしかない。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2020/04/25 15:42 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
アクセスランキング
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン