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BullionVault

史上最高値更新


苦戦しているときはこの日を待ち続けていたものですが、抜けると案外なんの感慨もないものです。
私が金を書い始めたのが2012年。
アベノミクスが始まり円安で当初は利益がでたものの2013年に大暴落。
そこでブログを初めた。
2013年暴落時は金終焉説が市場に吹き荒れていた。
GSなどの市場への説得力をもつ投資銀行などはすべて金はまだまだ下がると言っていた。
ジム・オニールなどは金が2011年につけた史上最高値を更新することは今後ないだろうと断言していた。
週末博士とよばれるヌリエル・ルービニ、クルーグマンなどが金弱気派の急先鋒だった。
タレブのいう「まぐれ」な人の象徴といえるバフェットも金弱気派で有名。大衆の健康とトレードオフで巨額な財産を築き上げた彼が尊敬される理由がわからない。
日本では金投資のポータルサイトのgoldnewsがスタートしたが、そこで取り上げられている小菅努あたりも金はもうだめだろうと鼻息が荒かった。
郷右近 要など、日本の商品アナリストの大半は金は終わったと分析していた。
先見の明があるアナリストは限られていた。結局は、相場のトレンドに合わせた後付け解釈に終始していた。
昔は、日本の金専門家の第一人者とされた豊島逸夫の予想も金価格下落相場以外はすべて外し続けた。
昔の長期予想を持ち出して今現在価格上昇予想的中を誇示しているが、その後、修正した短期中期での金売り推奨予想を外していることを隠している。昨年末の予想も今年の直近予想でも2020年の金相場は売り目線予想だった(予想時点より安値の2020年末1600ドル予想)。大統領選後は金バブルは崩壊するという予想。
どっちに転んでも都合のいい占い師のようだ。
豊島氏の長期では上昇するが短期では売りというどっちに転んでも逃げれる両建て予想は彼の親交のあるロジャーズが本家。
ジム・ロジャーズも長期で金は買いだとはいいつつも、目先では金は買わず1000ドル割れたら買いますとばかり言って金の弱気予想だった。ジム・ロジャーズの相場観もオワコンだと思う。
市場予想が外れるのはよくあることで運が左右することが多い。当たったからといってそれを誇示するのもみっともない。しかし、当時、苦々しい思いをしたのはまだ忘れていない。
今となってはなにもかも懐かしいが、最高値を更新したことで大人気もなく名指しでざまーと言わせてもらった。


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[ 2020/07/27 12:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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