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米中覇権戦争が金価格を押し上げる


中国がWHOに加盟したのは2001年。
その頃の日本といえば、1997年から1998年にかけた発生した金融危機から立ち直れずに閉塞感がただよっていた。
格下にみていた中国の台頭と日本の地盤沈下は日本人に認知的不協和を発生させた。
そこに右翼ポピュリストの小泉が登場した。
2001年に小泉が総理大臣になってから日本は一気に右傾化していく。
当時、インターネットの普及が拡大していく時代でもあって。
そして日本ではネトウヨが誕生した。
中国破綻論は20年前からあったのである。
中国破綻論が普及したのは閉塞感のある日本で人気があったからだ。中国が破綻し日本が復活するという言説は大衆のルサンチマンに響いた。
ブログのアクセス数は増え、ツイッターのフォロー者は増え、youtubeの再生数も増える。
本もよく売れる。対中国強硬派の政治家、自民党や維新は支持率を上げた。同じことは嫌韓にも当てはまる。
しかし、中国破綻シナリオはいままで実現しなかった。
破綻どころか、米中覇権戦争で米国が敗れる可能性がほぼ100%というのが現実である。
中国で債務危機が発生しようが、内乱がおころうが、経済制裁を強化されようが、三峡ダムが決壊しようが関係はない。
中国が敗れると言っているのは、ただのイデオロギー的感情論かネトウヨビジネスにすぎない。
好きか嫌いかの問題ではない。それが現実であり歴史の流れの趨勢はとめられない。
私自身は中国は嫌いでも好きでもない。
意外に思う人が多いと思うが米国が好きである。
浜田省吾のAMERICAを聴いて育った世代である。
物心ついたころから米国文化にどっぷり洗脳されているので、これはもう理性では変えられない。
米国には何度も行っているが、中国には一度もいったことがない。

話を戻すと、米国と中国の覇権戦争はトゥキディデスの罠により止めることができない。
その戦いは大統領選挙までさらに激化するだろう。
これは金にとって追い風である。
まず、中国はこれから米国債を買わなくなる。米国が拒否するかもしれないが、すでにもっているものも償還するだろう。
中国が買わなくなった米国債を誰かが買わなければいけない。
今の世界ではそれはFRBしかない。
FRBはさらにドルを刷らなければいけない。
ドルの価値の希薄は金価格を押し上げる。
米中貿易戦争が激化しているとはいっても、民間の貿易は続いている。
中国は巨額の貿易黒字で得たドルを米国債以外のなにかで運用しないといけない。
これまで以上に外貨の分散が必要にになってくる。
ユーロ債や円債などが買われるだろう。これはドルの為替価値を下げる。
ドルの為替価値が下がれば、中国以外の国も米国債を買わなくなる。そしてFRBはさらなるドルの増刷が必要になる。
これは金にとってプラスである。
もちろん、これまで以上に中国は金を買わざるを得なくなる。
AMERICA 浜田省吾


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[ 2020/07/28 04:28 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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