FC2ブログ

BullionVault

金価格が今後も上げる理屈


金が暴落しています。
予想していたとはいえ、下げがきついですね。
昔から買っていた人なら何度も経験してきた下げですが、最近、書い始めた人は正直こたえたでしょう。
建前はともかく最近買い始めた人の金を買った理由は、単に金価格が上げていたから。それにのっただけの人が多いと思う。
コロナ、財政危機、通貨の希薄、金融危機、ドル崩壊、米中覇権戦争、ハイパーインフレ、理由は後付けでなんでもいい。
インパクトのあるものが確証バイアスで選択された。
本心から理詰めで納得して買っている人は少ないと思う。
しかし、現時点で、この先もホールドするか否かを決めるには、理屈で納得しないといけない。
それが相場が荒れた時に一喜一憂しない精神安定剤になる。
私には、現物を絶対視するいわゆるゴールドバグのようなカルト的熱狂的信念はない。陰謀論や破綻論にも今は懐疑的。
弟分とされる銀も金とはまったく違うものだと考えている。
もっとも、そういう人が貴金属投資家に多い。思想も保守的なリバタリアンが多い。
米中覇権戦争は99%中国が勝つというと私は思っているが、彼らは死ぬまで納得できないだろう。説得や議論は不毛である。
そのため、このブログは人気がない。急進左派批判をしているので左派にまで人気がない。
しかし、承認やなれ合いを求めてこのブログをやっているわけではない。
自分の、金を買う理屈を書き出すことで思考を整理するためだ。
私の理屈では金価格を動かすもっとも大きな要因は実質金利。
もっとも、実質金利至上主義者のようにそれだけではないと思っているが。
もっといえば米国債市場金利。インフレ期待の大きな変動には時間がかかるので重視しない。
金利が低下すれば、金利のない金価格の弱点がなくなるとといったありきたりな理由ではない。
資本主義の本質は、利潤を求める強欲である。
通貨や、株、債券、コモディティ、不動産、暗号通貨など、たくさんの金融商品があるが、結局どの商品も、金利をさや抜きをするだけのものいうことに単純化できる。それが投資であり、利子だけが唯一の金融商品である。
もっとも、資本主義が成熟化して、その利子が消滅しつつある。
その奪い合いが市場競争である。
マネーに国境はない。じゃぶじゃぶのホットマネーは利潤を求めて動く。
単純化すれば、自国通貨より利率の高い通貨をかえば、ノーリスクで利子が得られる。
金利が下がれば自国通貨は売られる。
自国通貨の為替価値が下がれば、自国通貨建の金価格が上昇する。
これだけの理屈である。
円高ドル安でも、通常ドル安のときの金は強い。円よりも強いので円建でも金価格は上がる。
その利子を決定するのは、中央銀行である。
通常、低金利にすれば、自国通貨の為替価値が下がり、やがてインフレ率が上昇していく。
しかし、インフレ率が上昇すると中央銀行は金利を上げ、それを抑える。
そこで金も売られる。金はデフレのときに買い、インフレで売り抜けるものである。
しかし、今回は違う。
低金利にしてインフレ率が上昇しても、景気が回復しなければ(スタグフレーション)金利は上げられない。
累積債務が積み上がっていれば、少しの金利上昇でも債務危機が発生し、景気回復を妨げる。
それが今の状況である。その代表が米国である。
金利が上げられない以上、金価格は上げるという理屈は、人間の欲がなくならない限り普遍だと思う。




にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2020/08/12 13:18 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン