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米著名投資家ダグ・カス氏、金の買いに転じる 


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BARRON'S
ヘッジファンド、シーブリーズ・パートナーズの創設者のダグ・カス氏がいままでの金売りの主張から一転、金買いを推奨しています。
ガス・カスは有名な空売り氏で、2008年のサブプライムバブルのときにはファニーメイとフレディマックをショートしています。
今年の3月にアップルにショートアタックをかけています。
最近では、バークシャー・ハザウェイの売りを推奨し、バフェットと対決姿勢です。
ダグ・カスが売りを仕掛けた直後にはどんぴしゃでS&Pがバークシャーを格下げしていました。
2012年には米国の株がそろそろ来ると予想を当てています。予想の自己実現ともいえるかもしれません。
著名投資家は動かせるマネーが大きいですし、情報の非対称性の利点を生かして大口投資家どうしの阿吽の呼吸のトレンドを一番上流で察知することができます。
そしてその発言は市場のセンチメントに与える影響が大きいです。
ダグ・カスも影響力の強い著名投資家の1人だと思われます。

ダグ・カスはいままでずっと金の本質的な価値を評価することが困難であるとしてきました。
ウォーレン・バフェットの金に批判的な理由に共感してました。。
ピーター・シフとの論戦は有名です(ピーター・シフはダグ・カスが味方に回ったことを大変喜んでいるようです)。

しかし、ここにきてポートフォリオの多様化のため、今は金を買う時だと発言したことが話題になっています。
その理由は以下のとおりです。
・欧州危機や米国の格下げのあった18ヶ月前に金が暴騰したときに比べて今の金の価格への期待は低い
・最も不人気な金融資産は、逆張りの魅力を提供する
・4月の暴落の際の価格の急激な下落と出来高の急増は売りのクライマックスだと思われる
・空売りの急増は潜在的なショート・スクィーズの火種になる
・世界経済の成長のコンセンサスは楽観的すぎる。市場予想よりQE3はより多く、長く続く
・最近のドルの強さのせいで米国のGDP成長率はコンセンサスを下回る可能性がある
・アメリカ以外の国も財政赤字のプレッシャーで金融緩和政策を余儀なくされる
・金融緩和政策の副産物として将来的にはインフレは不可避
・金融危機へのテールリスクが残るのでQEは多くの関係者が予想するより長く続く
・現物金の需要が高まっている

なお、ダグ・カス氏はここにきてアップルも買いに転じています。
短期的にはリバウンドするでしょうが、任天堂と同じパターンになる可能性のほうが高そうですが。

ジム・オニールも2012年は株の年になるといってましたがそのとおりでした。
2012年の最初はみな株式市場には懐疑的でした。
相場は悲観の中に生れ、懐疑の中で育つといいます。
相場の世界で長年生き残っている投資家は長期目線での逆張りの投資家が多いと思われます。
金の相場もそろそろまた育ちはじめることを期待したいです。

The Case to Buy Gold

Why Doug Kass Bought Gold

Doug Kass Says Buy Gold


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[ 2013/06/01 22:21 ] 要人発言 | TB(0) | CM(2)
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[ 2013/06/01 22:44 ] [ 編集 ]
○○さまこんばんは
そのトレンド転換を見極めるのが投資のすべてだと私も思います。
またおこしください。
[ 2013/06/01 23:22 ] [ 編集 ]
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