FC2ブログ

BullionVault

NY金先物市場が金価格コントロール能力を失うとき


COMEX AND COMMITMENT OF TRADERS IN GOLD MOST BULLISH IN A DECADE
今現在、金価格の決定権を握るCOMEXの金先物市場はニクソンショック後にはじまりました。
アメリカが金の価格の上昇を抑えるためにつくったと言われています。
オイルショックをもたらしたOPEC誕生に対抗して原油先物市場が作られたのと同じようです。
そのNY金先物市場では金現物の現引き(買い建て玉を購入価格の現金を入れることで現物にすること)が急増しています。
JPモルガンの金倉庫とCOMEXの金倉庫からの金流出が止まりません。
JPモルガンは6月に474300オンス提供する必要があるようです。
今現在、JPモルガンが現引きに対応できる在庫は470322オンスしかなくピンチのようです。
先物市場だけでなく、同じペーパーゴールドである金ETFからも金ETFからも金が流出しています。
NYやロンドンやスイスの金倉庫から金現物が流出して東側諸国に移動していると推測できます。
目先の金価格は低調ですが、先物価格と現物価格との価格差のプレミアが拡大しています。
プレミアが存在する限り、先物で金を現引きしてアジアに持ちだして現物で売ればノーリスクでサヤ取りができます。
China's Demand For Physical Quadruples Gold Premium

このように金の二重価格が生じていますが、まだ、金先物に価格決定のイニシャティブがあります。
しかし、このまま金先物市場の金在庫が減り続けるようだと、先物市場はその信用を失います。
そうなると金先物市場は金の価格決定機能を失います。
近い将来、現物市場が金価格の決定機能を奪い返す可能性があります。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2013/06/03 14:07 ] 経済全般 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン