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自民党の一人勝ちを好まないアメリカの戦略


アメリカの国家戦略からは自民党の一人勝ちは都合が悪いように思えます。
以下は私の陰謀論です。

アメリカは、潜在的に自国の脅威になる国の軍事面、経済面での強大化やその周辺地域の安定化を望みません。
「文明の衝突」(ハンチントン著)参照。
日本は未だにアメリカにとって潜在的に危険な国です。
太平洋戦争のときは数十倍はあった国力の差は今や数倍程度に縮んでいます。
技術力の差はほぼ埋まりました。資源や生産力といった物的資源以上に差が大きかった軍司令部や政治家などリーダーの能力などの人的資源の差はもうほとんどないと思われます。太平洋戦争では、戦術、作戦、戦略すべてで日本軍は完敗しました。野球でいえばコールド負けです。
石原慎太郎氏がいうように日本は短期間でICBMを持つことができます。それだけのロケット技術と原子力に対する技術もあります。原発が生むプルトニウムは核兵器生産の観点からみれば廃棄物ではなくその材料になります。
もし、アメリカが本気で、対中国の牽制のために、極東の防衛の一部を日本に負担させる気なら、最新鋭の武器を提供してくれるはずです。
しかし、日本に提供されている武器は単なる型落ちではなく、数段グレードの劣るものです。
しかもアメリカのいい値そのままに買っているのでアメリカの国内の数倍の価格で買わされています。
「ポストイラクの極東ターゲットは北朝鮮ではなく、実は日本」という意見もあります。」
「情報と技術を管理され続ける日本 」(「山本 尚利著) 参照
この本の主張によれば、在日米軍の本当の目的は日本の占領を続け、日本を管理することにあるそうです。
また、以下の記述が目に止まりました。(この本は東日本大震災の前に発行されています)。

引用

CIAの日本エネルギー事情の調査レポート(2000年2月号)には、以下のような提言がなされている。
「日本の国力をこれ以上強大化させず、かつ、将来に亘って反米化させないようにするためには、長期間に亘りエネルギーセクターで日本に手錠をかけるかのように、封じ込めておく必要がある。
そこで、日本の原子力技術を支配する東京電力のパワーを削いでおくのが効果的である。東電は日本一の資産企業で、経済界、財界をリードする有力企業である。また、国民からの信頼も厚い。日本の核武装を阻止するには、東電の信用を失墜させ、凋落させることにより、原子力技術開発を大幅に遅らせる必要がある。」

またこの本の記述によるとアメリカは日中韓の分断作戦をとっているそうです。
このあたりは中東の不安定化を望み、中東地域を敵対化させたアメリカの戦略と同じようです。
戦争ほど儲かる公共事業はないといいます(ただし、自国が戦場になる場合は別)。
また、自国の脅威となる国を周囲と対立させることで弱体化させることができます。
アメリカの国家戦略からすれば。親中国の鳩山政権などの民主党は目障りで、反韓、反中国の安倍自民党政権のほうが国益にあっていたと推測できます。
しかし、今アメリカは日本の右傾化を大変警戒しているようです。
一ヶ月後の参議院選で自民党が圧勝すれば、憲法96条が改正されます。そうなれば、憲法は法律と同じように過半数で政権与党が思うように改正することが可能になります。
9条を改正すれば攻撃的な武装の拡大や核武装化が容易になります。
アメリカは極東地域を不安定にするために安倍政権をうまく利用してきましたが、これ以上強大化するのは望んでいないようです。
アメリカは、ソ連やイランに対抗するためにタリバンやイラクを最初支援していましたが、それが強大化するとハシゴを外して潰しました。
またロシアに対抗するためにイギリスとともに、戦前の日本を支援していたが、あまりに強大化したのでこれを潰しました。
ソ連はアメリカとの軍拡競争で経済が破綻しました。
このときのアメリカの軍備拡張の財政を支えたのが日本です。
ソ連にトドメをさすべく、ラストスパートで日本はバブルによってハイパー化しました。
冷戦が終わり、用済みになった日本は経済面でアメリカの新たな脅威です。
そのためにゴールドマン・サックスなどの実働部隊によってバブルを崩壊させたとする仮説もあります。
今の安倍政権の支持率を支えるのは株価です。
そしてその株価を支えるのはアメリカ人投資家です。
安倍総理の独裁を望まないアメリカは金融資本と結託して参議院選の前に株売りを仕掛けてくるのかもしれません。
もっとも、アメリカが望まない日本の政局の安定と右傾化はトレードオフの関係にあります。
「社会が安定すればするほど、攻撃的ナショナリズムが突出する可能性は低くなる」 
モーゲンソー「国家政治ー権力と平和」より。




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[ 2013/06/05 15:21 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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