FC2ブログ

BullionVault

ブルームバーグCOMMODITY SPOT INDEX2011年以来の高値


米国の景気加熱はベース効果とバラマキ&リベンジ消費といった一過性のものでいずれ収まります。
しかし、インフレ加熱は一過性のものではないと思います。
コモディティ価格は一度上がり始めると慣性が働きそれが続く。
いわゆるスーパーサイクルです。
先物は乱高下していますが、現物需要は強く先物の売りでは価格コントロールが難しくなってきました。
COMMODITY SPOT INDEX2011年以来の高値をつけています。
2011年といえば、昨年の更新前に金価格が高値をつけた年です。1900ドルを初めて突破しました。
金相場といえば、米長期債利回りや政策金利、ドルインデックスにどうしても目がいきがちですが、金価格にとって重要なのはなんどもいいますが実質金利。
たとえインフレ期待上昇で長期金利が上がろうとも、長期金利上昇のスピードよりインフレ期待の上昇のスピードが早ければ、実質金利は下がります。
名目金利の絶対値ではなく、スピードの差が重要。
実質金利はTIPS(物価連動債)でほぼあらわされます。
物価連動債の金利は2011年に大きく下げ初め、2012年末まで下げ続けました。
その間、金価格は高値のレンジ。
そのあと、実質金利が上昇したことで金価格は大きく下落しました。
しかし、2020年に実質金利低下は記録を更新。マイナス金利を深堀りしました。
金価格も2000ドルを突破し史上最高値を更新しました。
2021年になってから実質金利が上昇したことで金価格は下がりましたが、コモディティ価格上昇で、再び実質金利は下げ始めています。
今は2012年レベルまで実質金利は下がっています。
今の実質金利のレベルだと金価格は1900ドル超えまでは大丈夫だと思います。
2000ドルを超えるにはさらなるコモディティ価格の上昇、すなわちインフレ期待の上昇、実質金利の上昇が必要です。
コモディティ価格は先物より現物の価格が高いのでしばらくは上昇が続きます。
一方、市場金利は口先介入などがありますが、それほど上昇はしないでしょう。
過剰流動性が長短の金利を押しつぶしていくことは確実です。
実質金利はドルの資本利潤率や米国の潜在成長率をほぼ示す指標でもあります。
ドルや米国の実体経済は終わりだと思う人は金に集中して投資すべきでしょう。そう思わない人は米国株のインデックスETFをバイ&ホールドすればいい。日本の株など買う必要はありません。
金はコモディティのインデックス的性格もあり、円建ETFなら円安のヘッジにもなります。
いろいろな金融商品を分散して購入したり、売りでヘッジをいれるのは時間や投資資産の限られる個人にはあまり有益ではありません。


[ 2021/05/05 05:34 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



ロキソニン