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米消費者物価(CPI)結果


市場予想を上回り、リーマンショック以来の急上昇。
リーマンショックのときも中国PPIが急上昇しそれに伴い米国CPIも上昇した。
ちなみにドルは大きく売られた(その後、レパトリで急上昇したが)。
中国のPPIが上昇を続けると予想されているため、CPIの上昇は今後も継続して続く模様。
もっとも楽観的な市場はこれを一過性のものと評価。
半導体の供給制限はしばらく続く。
自動車の生産が回復するのには時間がかかる。
その間、中古自動車の価格、レンタカーの価格は上昇するだろう。
もっとも、これは一過性のもの。米国の景気は弱く、コモディティ化した自動車価格はこれから下がり続ける。
ホテルや航空関連の上昇も一過性のものだろう。
ワクチン普及とロックアウト解除のリベンジ消費は一過性のもの。
旅行などのレジャーはコロナ前には戻らない。
コロナパニックにより人々の消費行動にパラダイムシフトがおこっているため。
しかし、医療を除くその他の項目の価格も上昇がみえてきた。
不動産価格上昇による住居費上昇も始まった。
これはタイムラグがあるため、この先さらに上昇していく。
消費者物価に占める家賃の割合は大きい。
しかし、消費者物価は米国のインフレを適切に表しているものではない。
そのため、長期的には相関があるものの、短期的には金利や為替、そして金をドライブする要因にはならない。
あるのは株価ぐらい。消費者物価の上昇は株価にはマイナス。
コア消費者物価には、不動産価格や金融資産のインフレは含まれていない。
米国のマネーサプライは急増しており、それは不動者や金融資産のインフレをおこしている。
これは金融資産や不動産に対するドルの購買力が低下していることを意味している。
金融資産インフレは株のバブルを膨張させ、債券市場の金利を押しつぶしている。
外国からみたドル資産の魅力は低下する。これはドル安圧力になる。実質金利でみた米国債の魅力は薄れ、欧州などは米株を売り、相対的にパフォーマンスのいい割安な欧州の株を選好するようになる。
2年債が当座預金付利の0.1%を下回るようなことになれば、国外への資本流出が加速してドルは暴落する。
あわててテーパーリングや利上げしても、すでに供給した膨大なマネーサプライの前には焼け石に水。
長期金利は再浮上せず、消費者物価は上がり、ドルは売られ続けるだろう。




[ 2021/06/11 05:22 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
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