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2023年利上げを阻止する民主党のウルトラC人事(update1)


ファンダメンタルズにはなんら変化がないにもかかわらず、一枚のドットプロットのチャートが債券市場、為替市場、そしてコモディティ市場に大きな過剰反応を生んでいます。特に貴金属のダメージが大きい。株はそれほどダメージをうけておらず債券市場も落ち着きを取り戻した。インフレとドル安を阻止したことで今回のFOMCは米国にとって上出来だったといえる。
FOMCはFRB理事(議長、副議長二人と5人の理事)7人と、地方連銀総裁(常任のNY連銀総裁以外は一年任期で4人の輪番制)5人の投票によって決せされます。可否同数の場合は議長決裁。理事は現在一名欠員。
たとえドットチャートで13人が利上げ賛成でも残り6人(議長を含む)が反対に回れば利上げはできません。
ドットチャートによると、2023年に利上げ 前回7人から13人に増加しました。
すなわち利上げ反対は5名しかいません。
その5人のうち4人はおそらく、ブレイナード理事、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁、シカゴ連銀のエバンス総裁でしょう。
残り一人は多分、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁
パウエル議長、クラリダ副議長、クオールズ副議長の三人はおそらく今回、利上げ派に変節したと思う。
この三人に共通するのは共和党員。クラリダとクオールズはトランプが任命した。クオールズは銀行規制を緩和させたとして民主党左派の受けが悪い。
その、クオールズ副議長(銀行監督担当)は10月13日に任期切れを迎える。
また、クラリダ副議長が来年1月31日、パウエル議長は2月初めに任期切れとなる。
この三人をバイデンが再任せず、新たによりハト派のブレイナードを議長にして、残り3人ハト派の理事を新たに任命すれば、現時点でのドットチャートに基づいても投票権のある7人が利上げ反対に回る。ひとり寝返って6人が反対に回ったとしても可否同数になる。同数ならブレイナードが決済することになる。
利上げは否決される。
あくまでも取らぬ狸の皮算用だが。


[ 2021/06/17 23:53 ] 雑感 | TB(0) | CM(0)
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