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イールドカーブ、ベアフラット化(update1)


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みずほ総合研究所
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Andreas Steno Larsen, Martin Enlund and Mikael Sarwe
米国超長期債の金利が急低下しています。
一方、短期金利も大幅上昇。為替への影響が大きい2年債利回りが急騰しています。
ベアフラットニングです。ブルフラットにも片足をつっこんでいる。
市場は早期利上げを警戒してか、ボラが急に上がっています。
しかし、リバースレポ金利と超過準備付利の引き上げは事実上の利上げです。
FRBは建前ではインフレは一過性と主張しているが、本音は相当インフレを警戒している。
特に共和党員である幹部はそうだろう。
コロナパニックが収まり、ペントアップデマンドやリベンジ消費で景気は一過性の加熱をみせている。
コモデティ価格も上昇。
そのために今は事実上の金融引き締めが開始されている。
サイクルでいえば、今は景気回復局面ではなく、加熱してピークを超えたあたり。サイクルでいえばこれから景気は悪化する。
債券市場は景気悪化を想定している。
ベアフラット化は株式市場全体にとっては逆風。インデックス投資はこういうときに弱い。
個別株の強弱がはっきりする。
超長期債金利下落で金融株が売られている。イールドカーブのフラット化は利ざやで稼ぐ銀行にはきつい。
特に超長期で運用する保険会社は厳しい。
フラット化で恩恵を受けるのは消費財セクター。超長期債金利低下で恩恵を受けるのは不動産業や鉱山会社というのがセオリーか。短期的には金融相場+業績相場MIXで半導体などの大型工業テック株にマネーが集まるか。
とにかく、コロナバブル相場はそろそろ終了が近づいてきた。
今まではすべて買われたきた。
そのなかでもファンダメンタルズが強いものが特に買われてきた。
そういうものがFOMCの後に大きく売られた。
逆にファンダメンタルズが弱いという市場コンセンサスで空売りされていたものが大きく買われている。
その筆頭がドルである。
ドルが上がっているが、これが長続きするとは思えない。
ファンダメンタルズからみて最弱通貨である。
もっとも超長期債下落はドルにとって追い風であることは間違いない。景気悪化デフレ懸念はドルには追い風。
これから外国の投機筋が米30年債を短期狙いで買ってくることも予想できる。
30年債金利が下がり続ける間はドルが強く、金やコモディティにとって逆風になるかもしれない。
それが10年債や5年債や2年債など長中期の金利低下まで波及するまで待つしか無いか。


[ 2021/06/18 15:03 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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