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業績相場突入?


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未来かたるの株式投資情報
今現在は不況下の金融相場です。
不況ですので商品市況は低迷し、市況産業といわれる鉄や海運、建機などの株価はイマイチなようです。しかし、各国の中央銀行が不況対策の金融緩和をガンガンしています。大型株で構成され市場規模も大きいダウや日経の株価は、個々の企業の業績に関係なく上昇しています。

前回紹介した、プロの株価測定法(佐藤新一郎氏・著作)の姉妹編に「プロの逆張り投資法」という本があります。
前書は順張りの投資手法の解説本で、続編は逆張り投資法です。チャートを取り扱った、テクニカル分析本ですが、いわゆるディトレーダーなどの短期投資家向けではなく、長期投資家向けのテクニカル解説本です。単純に二分論すると、テクニカルは短期、長期はファンダというふうに一般的にみなされているので、異色の本といえます。足も月足がメインです。かなり古い本ですが、いまでも十分通用すると思います。私がもっているのは2007年で13刷です。版を重ねていることから定評があると思われます。
この本に業績相場の非常にわかりやすい記述があります。

引用

経済が好況でも、金融緩和がなければ、株を大きく買い上げる資金が無く、株はあまり上がりません。とくに、大型株は資金余剰がよほど大きくなければ上昇しません。

引用

基本的な条件としては、株式市場に流れ込む「余剰資金の大きさ」で株価は決まるわけです。その証拠に、不況の末期に、企業業績の見通しもハッキリしないうちに、設備投資が冷え込むと、余剰資金が発生して、「不況下の株高」つまり金融相場が現れます。 そして、逆に、株価の下落は金融の引き締めが原因となります。したがって、株価の下落はいつも同時であり、金融の逼迫とともに一斉に下落を開始します。

今現在、企業の設備投資は日米とも低迷しています。もっとも、金がないわけではなく、内部留保金は潤沢で、それによる自社株買いは活発です。緩和過剰マネーとともにファンダメンタルから乖離した金融バブル相場を演出しています。

業績相場は、金融緩和の効果で景気がよくなり始める景気サイクルの上昇過程に、金融相場の次の相場として現れると説明されることが多いようですが、必ずしもそうではないようです。

引用

実際は、経済が不況の時に、市況産業業種の商品市況が悪く、その業種の株を買う理由がない時に、「業績相場」として担ぎ出すのです。すなわち、経済が好況で、商品市場が上昇し、余剰資金も多い時は、市況産業株が上昇する「市況相場」となりますが、経済がやや不況の時、あるいは、余剰資金が少ない時に「業績相場」と称して、M型パターンの弱電株、精密株などが上昇するのです。

引用

多くの場合、金融緩和期には、大型株が上昇するので、逆相関関係にある小型株は低調です。そして、金融引き締め期には大型株は低調ですから、逆に小型株が上昇します

引用

金融引締期、不況期には、弱電の小型株で業績の良い銘柄が最も有望になるということです。

今は、アメリカも日本も不況です。また、これからQEの縮小が市場のテーマになるようです。となると、佐藤氏の法則によれば業績相場になるかもしれません。新興市場のハイテク株、IT株、バイオ株などが買いということになりそうです。
ダウやS&P500より、ラッセル2000やナスダックのほうが最近ではパフォーマンスがいいようです。日本でもマザーズやジャスダックあたりが狙い目かもしれません。
業績相場だけに、ETFなどのインデックス投資よりも個別銘柄のほうがいいともいえますが、やはり株に関しては個別銘柄は不確定要素が大きくて危険です。とくに小型株はインサイダーや仕手筋による株価操作が容易なので危険です。流動性リスクもあります。やはりインデックス投資のほうが安全と思われます。
マザーズは指数全体がボラが高すぎで賭場状態ですので、消去法でジャスダック指数ということになるのでしょうか??

量的緩和は緩和マネーが市場に流れこむだけでなく、ドルの減価にもなります。
二重の恩恵があるので、QEでもっとも上昇が期待できるのが金市場とされてきました。
そのため、QEの関連のニュースに一番敏感に反応していたのは金市場でした。
しかし、じっさい、恩恵があったのは、QE3が決まった直後までで、そのあとは、QE1~3で上昇した分はすべてはく落してしまいました。
恩恵がなかった以上、QE縮小は金相場に影響しないというのが筋だと思います。
しかし、市場は最初はそうは反応しないと思います。
もっとも、時間がたてば、市場に迷いが生じ、最終的にはそのことを市場は消化して織り込むと思われます。当局や金融カルテル、メディアが共同して演出している縮小相場の金へのマイナスの影響は消えると予想します。
そうなれば業績相場のプラス面が金市場の追い風になるかもしれません。
業績相場に変われば、いままで注目を集め上昇していたものの相場の寿命が終わり、新たな物色対象探しが始まります。
金市場は小型株の市場と同じで、市場規模は小さいです。
業績相場で金が選ばれるようになれば、また金相場がはじまることが期待できます。


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[ 2013/06/11 02:36 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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