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Winter Is Coming (update1)


今年の冬は とても寒くて長いから
昨年、米国は記録的な大寒波に襲われました。
中西部や南部も例外ではありませんでした。新自由主義の牙城である米国では、民営化の影響によりインフラが脆弱です。
そのため、停電、断水が多発。
多くの死者が出ました。そのトラウマもあり、エネルギーの買い占めが価格を高騰させるおそれがあります。
なお、一般的に地球温暖化は寒冷化よりも世界全体の死者数を減らすという統計結果があります。
功利主義的には地球は温暖化するほうがよいことになります。
今年の冬は、昨年に比べて、ラニーニャ現象は弱くなると予想されています。
しかし、北東部、五大湖周辺の中北部は北極圏に近い寒さまで気温が低下する恐れが予想されています。
欧州のガス備蓄不足が問題となりガス価格が高騰し、米国のエネルギー企業は利潤を求めて輸出を増やしています。
そのため、米国内でも備蓄不足が懸念されるようになりました。資本主義や市場原理主義の当然の帰結です。国民よりも株主ら資本家の利益が最優先されます。
シエール企業はどこも自転車操業状態で、資本家に首根っこをつかまれています。
せっかくのチャンスですが増産のための設備投資に回すべきお金は、すべて債権者や株主の還元に優先されています。
そもそもシエールのガス田や油田は目先の利益重視のため相当傷んでます。安価なところは彫りつくしており、新たななガス田や油田開発には相当額の投資が必要となります。
これから原油価格やガス価格が急落する恐れがないわけでもないのでなかなか設備投資に踏み込めないのでしょう。
債権者や株主は今まで損をしていたのを少しでも取り返したいのでそういうリスクにはのれない。
ガスが高騰すれば、原油や石炭で発電するしかありません。
原油価格や石炭価格も上昇することになります。

今市場が恐れているのは、債務上限でもFRBのテーパリングでもなく、また、賃金上昇や景気加熱のインフレ、マネーサプライの増加によるインフレでもありません。
怖いのは、エネルギー高のコストプッシュインフレ。
最近ではガス価格、原油価格と債権利回りの相関が高くなっています。
ガス価格や原油価格が上がれば、インフレ昂進懸念からテーパリングの加速化や早期の利上げを嫌気して利回りが上昇する。
そして、株や金は売られる。
しかし、このインフレは現物需給逼迫に伴うインフレ懸念であり、マネーの供給によるインフレとは関係ありません。
FRBの金融政策ではどうすることもないインフレ。
今の市場の反応は間違えていると思います。
いずれ修正を迫られる。
リスクオフで長期金利が下がり、株や仮想通貨が売られ、金が買われるターンになるのが合理的な反応だと思います。


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[ 2021/10/07 22:51 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
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