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雇用統計(NFP)は、市場予想を大きく下回る


個人的にはもっと衝撃的に悪い数字が出るかもと思ったが、無難な数字。
とはいっても市場には少しサプライズの数字だと思う。
賃金は上昇しているが、インフレ率の上昇には勝てず実質賃金は低下。
失業率は改善しているが、労働参加率は悪化。
債券利回りを上昇させたい米銀行の予測はいつもポジショントーク。
米経済の将来は明るく、株価は長期的には上昇するというのが万年の彼らのスタンス。
今回は、強気派のJPモルガンやゴールドマン、シティ、ウェルズファーゴ、モルガン・スタンレーは外した。
当てたのはバンカメ。
最近は、いろいろとバンカメのチームの予想が優秀だと思う。
他の銀行やブラックロックなどの投資会社の話は、半分半分で参考する程度でいいと思う。
それでも、まだまだ11月のテーパリング開始を決定事項としたいブル派は、今回の数字で十分と講釈をたれてくると思う。
しかし、問題はテーパリングがいつ始まるか、そのペースがどうか、利上げがいつかなどではなく、米実体経済が本当に回復しているかどうかである。
8月の米国の消費者信用は市場予想を大きく下回っている。
いまだに米国消費者はその所得の2割を政府に依存しているが、その所得もこれから、コロナ一時措置の打ち切りにより減少していく。それに加えて物価上昇による購買力の低下。
インフレ不安による予備的動機も上昇している。
米個人消費はかなり弱ってきていると思う。
FRBは、インフレの上昇との板挟みである。
スタグフレーションになると金融政策はその効力を失う。


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[ 2021/10/08 22:46 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
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