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BullionVault

インフレの驚異


米消費者物価指数は市場予想をやや上回る数字。

しかし、タイムラグのある帰属家賃が大きく上昇。家賃はCPIに占めるウエイトが高い。
帰属家賃は粘着性があるため、一度上がると慣性が働いてなかなか上げが止まらまい。
食費良品の値段もあがってきた。
エネルギー価格の上昇はまだ反映されていない。
JPモルガンのダイモンは、インフレはこれから数四半期は下がらないと発言。
ゴールドマンはインフレが市場にとって最大の驚異であると述べている。
ガス戦争を仕掛けているプーチンは、原油100ドルあると揺さぶりをかける。
原油先物市場が100ドルを切ったとき、プーチンは国民に今後数年は耐えるときだと述べていた。
ウクライナへの介入、ポーランドなどの囲い込み、ノルドストリーム2への妨害。
積年の恨みを晴らすときが来たのだろう。
なおカタールのLNGの増産は限界だとのこと。
米国保守層やジョージ・ソロスなどの暗躍によって、米国はノルド・ストリーム2を使うなと欧州に圧力をかけてきた。
欧州は米国を取るかロシアを取るかを迫られている。
プーチンはノルドストリーム2を使えば、いくらでもほしいだけガスを供給すると豪語している。

市場のコンセンサスでは、2022年の利上げをl織り込んでいるが、織り込みされた中短期ゾーンの金利が上昇する一方、長期金利が低下してねじれが発生している。
いわゆる「ツイスト型のフラットニング」です。
すなわち、市場は、コロナバブルによる景気回復後の減速を織り込みつつある。
FRBはいつものようにすぐに緩和政策に変節すると。
ワクチン相場での景気回復は短く、その後の景気悪化を予想している。


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[ 2021/10/13 23:15 ] 雑感 | TB(0) | CM(0)
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