このブログでは、長年、資産バブルが崩壊すると狼少年のように言い続けてきました。
しかし、結局、狼は来ませんでした
昨年初めに、今度こそ、インフレが来ると書きました
そのインフレはついにきました
しかし、コモディティや金の上げはそれほどでもなかった
その間、株や仮想通貨のバブルは膨らみ続けました。
しかし、ようやく、コモディティや金が日の目をみるときがきたと思います。
株や債券は、資産でありますが、裏を返せば他人の債務です
バブルの膨張は債務の膨張でもあります
しかし、債務は将来の利益の先食いでいつかは返済して帳尻をあわせる必要があります
その一方で、不動産や仮想通貨、コモディティや金は債務ではありません
しかし、不動産や仮想通貨はリスクのもっとも高いアセットクラスです
金融市場がダメージを受けると、もっとも下げがきつくなるものです
必然的にマネーはコモディティや金に流れてくると思います
そうなるとインフレになる
キャッシュもそうなると弱くなる
原油は高騰しています
多くの金融機関は100ドル超えを予想しています
100ドルは通過点にすぎないでしょう
ロシアとウクライナの問題は緊迫しています
ブラフだけで、これだけの大軍を動かすことは考えにくいです
アメリカはウクライナ在住の駐在人に避難勧告を出しました
プーチンやラブロフはウクライナに侵攻する意図はないと公言していますが、何か口実ができれば開戦に踏み切る可能性はまだ十分にあります
米国の十八番の偽旗作戦です
中国のオリンピックうんうんは過去の例からしてあてになりません
エネルギーをロシアに依存するドイツもここに来て、対ロシア強行威勢が鈍化しています
金融市場にとって、FRBももう頼りにならないでしょう
中間選挙を勝つためにバイデンからパウエルやブレイナードらにプレッシャーがかかっています
株バブル持続よりも、インフレ抑制が最大の目標です
メンバーも個人的にインフレ高進の責任を負いたくありません
名目金利が上昇してます。実質金利も上昇しています
しかし、金価格はその実質金利の影響をあまり受けていない
2000年以降つづいてきた金と実質金利の相関は最近はやっと薄れてきた
債券バブルとディスインフレの時代が終焉したからです
米国や日本を除けば、世界中の国の人が、株より金を選好しています
米国株ブーム、インデックス投資ブーム、高配当株ブームももうそろそろ終わりでしょう
今年こそは金復活元年になると期待します。
いい加減に待ちくたびれました。
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