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次のマーケットのテーマは“金利上昇


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ギリシャ危機、QE3、アベノミクス、QE縮小とマーケットの話題の中心となるテーマは変遷してきました。
次のテーマは、どうやら、QEの縮小から派生した金利上昇になりそうです。

ロスチャイルド系といわれるGSやCSが金利上昇について言及しはじめました。
ゴールドマン・サックス:米債券の売却を推奨
ゴールドマンCEO:金利見通しの議論、利上げの衝撃緩和も
元ゴールドマンのオニール氏:米国債利回り4%付近に慣れよ

引用

クレディスイスの米金利取引責任者、ゲング・フー氏は「市場にはもはや異なる見方はない。少数の非常に大きなプレーヤーがおり、その全員がFRBに追随している。つまり、FRBが緩和を縮小すれば皆が同時に手を引くことになる」と述べた

米FRBは今度こそ本気、債券投資家は買い入れ縮小を確信
もうひとつの巨人JPモルガンも同様です。
JPモルガンのダイモン氏:金利正常化の過程は恐ろしい世界

著名投資家らも債券バブルを警告しています。
ジム・ロジャーズ:世界の債券市場はバブルの状態
ジェフリー・ガンドラック:10年もの米国債利回りは2.4%までが目安

米国債が売られると想定した場合、ドル債を買っていた外国からのマネーが米国から流出しドルは売られると思います。
対米中長期証券投資:売り越し、民間の米国債売越額は過去最大
そうなるとドルと逆相関になる金価格にはプラス材料です。
一方、実質金利が上昇するとなると利子を生まない金にはマイナス材料です。
もっとも名目金利が上昇する場合、実質金利だけ上昇するということはなく期待インフレ率も上昇すると考えるのが素直です。
物価はコアではなくノーマルのインフレが重要です。
食料やエネルギーは価格弾力性が低く、生活への影響がより大きいからです。金持ちはすこしぐらい物価があがっても全く生活に影響はないです。しかし、インフレは、ギリギリで生活している大多数のアメリカ国民の生活を直撃します。個人消費を低下させてGDPを押し下げます。
悪性のインフレです。コアは逆に景気がいい証拠で良性のインフレといえます。もっとも、アメリカは成長が止まっているので構造的にデフレ圧力が強いです。したがってコア指数はあまり参考になりません。
原油価格が上昇しています。原油価格でほぼインフレは決まります。卸売物価指数やミシガン大学のインフレ予想などもすこしずつあげてきたようです。
インフレ率があがれば購買力平価の関係でドル安圧力がかかります。
予想インフレ率のBEIがまた上昇しはじめれば金価格も再上昇が期待できます。



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[ 2013/06/14 22:16 ] おすすめ | TB(0) | CM(2)
いつもながらの分析には感服仕ります。 これからもよろしくおねがいします。

長期的な方向性は分かっても、短期的にはなかなか読めないでね~。
従って一般ピープルは長期的に勝負するしかないですが。
[ 2013/06/14 23:18 ] [ 編集 ]
短期的な動きはちんぷんかんぷんです。
今、強い、弱いの空気はなんとなくわかりますが、そのトレンドフォローでかならず勝てるわけでもないですしね。
[ 2013/06/15 00:34 ] [ 編集 ]
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