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BullionVault

高高度での空中戦を繰り広げる株式市場


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世界最大の投資ファンド運用会社であり、今現在アメリカの住宅バブルを主導しているブラックス・ストーンの副会長が株式市場に弱気の発言をしています。
なお、ブラックス・ストーンは金価格には強気です。

引用

バリュエーションはまだ妥当な水準にあるが、株価はかなり上昇した。
先々、混乱があるだろう。
混乱とは、企業の利益率がピークを打ち、年後半の利益が期待はずれに終わること。
そうなれば、株式市場は逆風を感じ出す。

QE縮小も、企業収益の不振もマイナス要因だ。
一方、市場のパフォーマンスは良好だった。
この4か月、3日連続で下げたことはない。
こんなことは1935年まで遡らなければ例がない。

2.20%の長期金利も極めて低い。
過去の長期金利は名目成長率程度、4%程度で来ていた。
上昇の余地は大きい。
市場はそれに気づいていて、金利上昇を予想している。

2013年は、S&P 500を15%上昇、実質GDP成長率を2%と予想している。

バイロン・ウィーン:QEいかんにかかわらず米株式市場に逆風

「第2・四半期の1株利益について悪化するとの見通しを示した企業は96社、見通しを上回る予測を公表した企業は14社となった。」
米主要500社の第2四半期、96社が利益悪化見通し

S&P 500やダウなどNY株はボリュームが細ってきています。
つい先日まで、新高値を更新し順調に上昇していたころは、しこりがなく売りがでてこない真空状態でしたので、少ない買いでも小さいボラで安定してジリジリ上げていました。
ところが、ここにきてのボラが大きくなり、乱高下を繰り返し、しこりができてしまいました。再上昇過程では、以前高値で買った人の売りがでてきますので、それを超える買いのボリュームが再度の新高値を超えには必要です。
しかし、ただでさせ、市場規模の大きいダウやS&P500はここまで高値にふくれあがってきましたから、ボリュームを上げるには、莫大なマネーをNYの株式市場に集中させる必要があります。そのため、新興国に投資したマネーを巻き戻したり、債券市場のマネーを株式市場にシフトさせる必要があります。このため世界中の債券市場、株式市場、為替市場が不安定になっています。
欧米の金融セクターは株価上昇でみんなで儲けようを合言葉に一丸とまとまっています。また、市場が不安定になってボラが増すことを彼らは望みます。値動きが小さいと儲からないからです。
これに対して、中央銀行はなんとしても債券からのマネー流出を阻止して、債券利回りの上昇を抑えて、金融市場を安定化させたいようです。
どうも、中央銀行と市場の対話がうまくいっていないようです。
もっとも、一丸とまとまった欧米の銀行家や資本家の団結の足並みも乱れてきたようです。

このまま株バブルが進むと、破裂したときの実体経済への被害は更に大きくなります。
このあたりで空気を少し抜きたいのが中央銀行の本音でしょう。そのためのQE縮小です。
QE縮小のアナウンスメント効果で市場をコントロールできなくなると、リスクプレミアムが上昇し金利上昇が止まらなくなりますからここが正念場です。


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[ 2013/06/17 11:13 ] 株式 | TB(0) | CM(4)
本来、国債金利が上がってくると資金の引き締めが起きて株価も下がってくるように思うのですが、日本とアメリカでは、金融の構造が違っているからでしょうか?
[ 2013/06/17 22:43 ] [ 編集 ]
企業業績の成長を期待した株価上昇の正常の相場なら、株価の上昇はインフレ期待上昇を意味します。そうなるとインフレに弱い債券は売られます。ふつうなら、株があがれば金もあがるのですが・・
今は株はファンダメンタルの裏付けがほぼゼロの相場ですから、単なるリスクオンで買われています。そして、金は債券や円と同じ安全資産という扱いでリスクオンになると売られます。
しかし、結局、すべての投機の動きですから、結局ライバルである債券も株もQEに依存しています。これがなくなると両方売られることになるのですが、少ないパイを取り合うことになります。そうなると市場規模の大きい債券のほうが不利なようです。
金は今はVS株みたいな関係になっていますが、金の本当の敵は株ではありません。もちろんドルです。ドル債は実質ドルと同じですから、金のライバルは株よりもむしろ債券ですね。
GSあたりは株をあげたいみたいですが、JPモルガンあたりは逆に金利スワップで稼いでますから、債券高を望んでいると思われます。
このあたりで利害がわれているように思えます。
[ 2013/06/17 23:08 ] [ 編集 ]
こんばんは。
若林栄四老子の6月6日講演会での金相場予想です。
$1,350~1,360サポート。
6月17日の週から上げ。
6月月足で$1,420~1,430超えれば、年末$1,700~1,800.
[ 2013/06/17 23:26 ] [ 編集 ]
しろうとさんこんばんは。
貴重な情報ありがとうございます。
予想どおりにいくといいですよね。
FOMCをなんとか乗り切れば、外部環境はかなり改善してきているので今週辺りから反転が期待できるかもしれませんね。
[ 2013/06/17 23:37 ] [ 編集 ]
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