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中央銀行の米国債売りが加速


外国中銀が米国債保有を4兆円以上圧縮、債券保有リスク意識か

引用

[東京 1日 ロイター] - 外国中央銀行が保有する米国債の残高が6月に円換算で4兆円以上も減少したことが、市場で話題を呼んでいる。

外国証券の米債保有については、1カ月余りの変化ではトレンドを捉えることは出来ず、今後も圧縮傾向が続くか見ていく必要があるが、このまま米国債売却が続けば、米長期金利の継続的上昇というFRBが最も恐れるシナリオが具現化する。そうなれば、安全資産としての米国債の地位も脅かされ、単純なドル安ではなくドル離れによるドル安のスイッチが入る可能性もある。


あのレイ・ダリオのところも損失が大きいようです。ビル・グロスやガンドラックのところはもっとやられていると思われます。

本文中では「外国証券の米債保有については、1カ月余りの変化ではトレンドを捉えることは出来ず」となっていますが、外国による米債売却はここ数ヶ月、急ピッチで加速しています。もっとも、アメリカの財務省が発表する数字は民間も込みですから中央銀行はもっと早い段階から売り始めていることも考えられます。

アメリカは、株価を上げないと、カリフォルニアやシカゴ、デトロイトなどの地方自治体の年金が破綻しますが(後5年で枯渇)、そのためにQEを継続すると、ドルの信認が失われ、ドル債が売られるジレンマに陥っています。

中国の地方の債務がふくれあがっているのがよく問題にされますが、都市化のための投資先があるからで健全なマネーサプライの拡大です。日本の鉄鋼輸出は7~9月前年同期比2.7%増を見込んでいるそうです。また、ブラジルのヴァーレ、中国の鉄鉱石需要見通しに強気との報道もありました。中国の地方の都市化はまだまだ不十分でまだまだ成長余地がありそうです。
しかし、アメリカの地方自治体の借金は違います。成長のための投資の債務ではなく、負担が増えるだけの債務です。アメリカは新自由主義の路線をとってきたため、セーフティネットに不備があります。そのため、将来の不安があり消費が増えません。日本やアメリカと同じ時期に金融危機があった北欧は、アメリカやイギリスや日本とは正反対の経済路線を選択しました。あれから何年か経過しましたが、成長率や1人あたりのGDPで大差がつきました。

アメリカが再生すれば、世界全体の景気がよくなりインフレになります。そうなると短期的には金は売られますが、長期的にはジワジワ需給によってあがります。特にドル高になれば円安がすすむので円建ての金は上昇します。
株高で金安だった90年代は、中央銀行と鉱山会社の金キャリー・トレードがあったこともあり、例外的な動きだったと思います。
もっともこのシナリオの可能性は今のところ低いと思われます。
より高い可能性はアメリカの破綻です。
アメリカが破綻してドルの信認が失われば、金は暴騰します。
金はどっちのシナリオにも対応できると思います。


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[ 2013/07/02 20:10 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
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