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中東からのバタフライ効果でアメリカは崩壊する。


エジプトガス輸送管の爆破(シナイ半島)
マーケットの注目はアメリカに集中していますが、大局的にみればQE縮小やらアメリカの雇用統計の数字が微々たる改善をみせたことなどは瑣末なことです。
ワイルドカード、ゲーム・チェンジャーになりうるのは中東情勢です。
ギリギリのところで保っていた均衡の糸が切れたようにみえます。
イスラエルは、中東の大国、シリア、イラク、エジプトに包囲されていますが、その包囲網が各国の内乱で崩れてきています。
イランはウラン濃縮型の核をつくることができる寸前の段階でウラン濃縮を止めているようです。
平和利用の大義のもと濃縮を続けますが、完成すれば攻撃を受けるからです。
イスラエルとしてはその潜在力が脅威になっています。
イラクが力を取り戻す前に、エジプトやシリアが内側に向かっているうちに、イラン攻撃をする可能性があります。やるなら今しかないようにも思えます。
イランを攻撃するためには空軍の航続距離の問題で、空中給油機が足らないようです。
そのため、イスラエル単独攻撃はできないといわれていますが、解決法はいくらでもあるでしょう。
すでに空中給油機は入手済みとの報道もあります。
イスラエルのイラン空爆、大規模な作戦に…米紙
米国防長官がイスラエル訪問 イラン、シリア問題を協議
Israel gets ready for F-35s and KC-135s
中東情勢が不安定になって、最終的にサウジで政変が起こり反米政権が生まれれば、ドルは暴落します。
サウジの政変がブラックスワンになりえます。

エジプトの緊迫した情勢

中国が漸進的に元高を容認しているのは、エネルギー高によるインフレ防止の側面もあると思います。
元高になれば、アメリカに変わって、世界中の原油や金などの資源や他国のサービスを印刷機とキーボードだけで買うことができます。
その元のライバルであるドルを生かすも殺すもドルの外貨準備を大量にもつ中国次第です。
金融政策や通貨政策のイニシャティブを既にアメリカは失っています。
中国がこのまま内需にシフトし、輸出先もアジアや欧州やアフリカにシフトしていけば最終的にアメリカは用なしになります。
そのとき、中国の外貨準備のドルが無価値になったとしても、元がドルの代わりに基軸通貨になっています。
中国が基軸通貨を手にいれれば、これから奪い合いになるエネルギーや食料などの資源を買い占める力を得ます。
アメリカは海外から不労所得で財やサービスを買うことができなくなります。シェールオイルはそこで初めて役に立つでしょう。ただその値段は高騰しているはずで、アメリカ国内でますます格差が更に進み社会不安は高まります。移民は減り人口減に向かうはずです。連邦制は最終的に崩壊すると思われます。
中国の貧困層の劣悪な衛生水準や公害などの低い生活水準はアメリカや日本がかつて克服してきた路です。
その克服とトレードオフになるのが、今の限りある地球の資源を独占し大量消費しているアメリカを筆頭とする先進国の生活水準です。アメリカ人1人が使用する水やエネルギーの量は異常です。それはかならず修正されるのが自然の摂理だと思われます。

Foreign Affairs Update 中国の経済成長モデル見直しと エネルギー価格の自由化


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[ 2013/07/07 23:33 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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