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先進国デフレ、新興国インフレの二極化加速。トータルで世界はインフレ化へ


中国の6月CPIは前年比+2.7%に加速、政策緩和余地を限定
先進国と新興国(発展途上国)のデフレとインフレの二極化が加速しています。
財やサービスが飽和している先進国の需要は、物やサービスではなく貨幣に向かいます。
貨幣は今は欲しい財やサービスは特にないが、将来欲しくなることもあるからその選択権を残しておこうとするのが貨幣にたいする欲求です。人間のお金を貯める欲求は非常に強いものがあります。
その貨幣にはもちろん金に含まれます。
財やサービスではなく貨幣に欲求が向かいやすい先進国はデフレ・ギャップにより構造的に成長は終わりデフレに向かうのが道理です。
一方、新興国はまだまだ生活レベルが低いです。アメリカ国民1人が使用する原油の何十分の1しか1人あたりつかっていません。それでも、みんなが貧乏なうちは不満はうまれません。自殺者も少ないです。
しかし、成長するにつれて、自分の身近な人の生活水準がよくなれば、人間はどうしてもそれと比べてしまいます。
しかも、今はテレビやネットが普及しているので比較がおこりやすくなりました。
とくに若者の人口が多いところではその不満は大きくなります。日本の明治維新、学生運動、フランス革命、今の中東の春、そしてインドなど若い世代が人口のピークにきている社会では、反乱がおきやすく不安定になります。
かれらの怒りの発生源は、よりよい暮らしに対する欲求と、自分たちを犠牲にして利益を享受をしている連中がいるという他人との比較による不公平感に基づく怒りです。

この怒りのエネルギーで、新興国の生活水準はこれから上がります。これを人口で負ける先進国は抑えることはできません。
先進国が独占して消費する財や物には限界があります。地球はひとつだからです。
グリーン革命は人口の爆発を生みましたが、技術は限界にきており、食料生産は年々減少傾向にあります。
気象が不安定になっています。そのため農作物の供給も不安定になります。
一部地域で供給が不安定になれば食料の輸送距離が長くなります。輸送には原油が必要となります。原油があがれば、インフレになり人件費もあがります。金などの鉱物もその採掘費用は原油と人件費です。
これから、世界全体のインフレ化は不可避です。構造的にデフレの先進国も最終的には、新興国と資源を奪い合うことになるため、コストプッシュインフレから逃げられません。
インフレは終わったし金も終わりだという意見を最近よくみます。
しかし、それは、世界中の若者や貧困層の欲求や怒りを無視した意見だと思われます。


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[ 2013/07/09 14:13 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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