FC2ブログ

BullionVault

人民元急上昇、QE3縮小先送り観測でドルキャリー再開か?


人民元上昇、93年末以降の最高値に迫る-中心レートやPMIで
人民元が上昇中です。
特に、オフショア人民元の対ドルでの上昇がとまりません。
オフショア人民元は、2010 年に香港で人民元口座開設が自由になって以降、ユダヤ資本のHSBC主導のもと、順調に拡大しています。そのスピード感からすると、人民元のハードカレンシー化は一般に思われているより早いと思われます。
ユダヤ資本は沈むアメリカに見切りをつけて、中国に資本を移しつつあるのかもしれません。
英HSBC、米資産売却を加速へ=CEO
日本ではくりっく365は中国人民元の上場休止が決まったようですが、わざわざ高いくりっくの手数料で高いスワップポイントを支払ってまでオンショア人民元をロングするような人はあまりいないだろうから当然だと思います。
オフショア人民元とオンショア人民元では、スプレッドもほとんどないですし、普通はスワップポイントのつくオフショア人民元の一択だと思います。
元がドルより中長期的に安くなる可能性は低いですし、中国の金利は高くスワップポイントは大きいです。
オフショア人民元のロングは二重のうまみがあると思います。
中国の国内の企業がドル売りをして人民元を買っているようですが、これはドルキャリーの再開の兆しかもしれません。
アメリカは、雇用の質が低下し個人消費が構造的に低下しています。また、金利が上昇中です。先週末の雇用統計の不調で国債は買い戻されて金利は下がりましたが、REITはマイナスで終わっています。このままREITが下落して不動産市場が崩れると次は株式市場に伝播します。
アメリカの企業の第二四半期決算も全体的に低調で、ダウやS&P500が過去最高値を更新していることのファンダメンタル面での説得力はありません。バブルの警戒感を市場から拭うことは難しいと思います。
この状況下でQE縮小は難しいと思います。
昨年、この時期、9月のFOMCでQE3が決定されると予想している人は少なかったと思います。しかし、直前に悪い経済指標が続き(あとで上方修正)、QE3を強行してきました。
今回も、すこし前までは9月のQE3縮小という予想が多数意見のようでした。それが市場関係者の当たり障りのない長いものにはまかれろ的ないつもの予想でした。
しかし、前回のように指標の速報値を粉飾してでも、QE3縮小を延期してくるかもしれません。バーナンキは大恐々の研究をしていた学者ですから“1937年の悪夢”の再来を避けたいと思っているはずです。自分の任期中に量的緩和の出口戦略の道筋をつけたいというものあるでしょうが、それ以上に、自分の任期中の市場のクラッシュを避けたいというのがあると思います。
QE3縮小先延ばし観測により、再び、新興国やコモディティにマネーが流れてくると思われます。
特に、日本やアメリカの株式市場に崩れる兆候があるのでこれ以上深追いするよりは、底入れしつつある中国やインドを始めとする新興国やコモディティ関連にシフトしたほうがいいと考える逆張り投資家が増えてくると思います。
そもそもアメリカや日本の企業は巨大化した成熟企業ですし、アメリカや日本の消費市場は飽和状態で伸びしろがありません。そのような日本やアメリカの株式市場のPERが新興国の株式市場よりはるかに高いこと自体がバブルです。
新興国の成長鈍化でコモディティ市場は終わったというのもおかしな話です。
アメリカのシェール・オイルはたかだか日産で90万バレルです。しかも、減退が早いのですぐコストの壁にぶつかります。たとえ(コストを無視して)アメリカの都合のいい予想どおりに増産が続いたとしても10年後に倍増程度です。
この程度の生産量増では、年間100万バレルずつ需要が増え続けると予想されている新興国や途上国の需要の前には焼け石に水です。
食料の生産力は徐々に低下しています。
メタルは人件費の高騰と原油の高騰があるのでコスト増加で価格上昇は不可避です。
新興国の景気も右肩一直線に上がるだけでなく、景気の循環があります。
その循環の谷にあるだけで、コモディティ市場が終わりというのは早計だと思います。
逆にいえば今が買い場といえます。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2013/08/05 20:34 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン