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WWⅡ後、初のアメリカ主力艦の喪失の可能性


太平洋戦争のときのアメリカの軍艦はダメージ・コントロールに優れ、なかなか沈みませんでした。
簡単に沈む日本の軍艦と違い、魚雷の1本や2本くらっても修復してきます。
太平洋戦争で日本海軍はほぼ壊滅しましたが、アメリカ海軍は、ほぼ無傷といっていいほどです。
米国海軍沈没記
太平洋戦争は1941年12月から1945年の8月まで続きました。
アメリカ海軍の主力艦の被害は最初の一年に集中しています。
日本では正式に軍艦といえるのは軽巡洋艦以上で、天皇の所有物であることを示すために艦首に菊の紋章がつけられていました。駆逐艦や潜水艦にはついていません。

アメリカの軽巡洋艦以上の主力艦の損害を1943年から1945年の3年でみると
戦艦0
正規空母(軽空母・護衛空母を除く)0
重巡2 1943年1月 1945年7月
軽巡1 1943年7月
3年間でわずか3隻だけです。
しかも、1944年と1945年の最後の2年間で沈めたのは伊58が沈めたインディアナポリスだけです。
インディアナポリスはテニアンに広島や長崎に投下する原子爆弾用の部品と核材料を輸送した帰りでした。そのため、第三の原爆を伊58が防いたとするフィクションが広く広まっています。それは映画になったり、小説のモデルになったりしました。

インディアナポリスが沈んでから、月日は流れました。
歴史上類をみない無敵艦隊・不沈艦隊アメリカ海軍は世界の7つの海を支配しています。
今もアメリカの駆逐艦がシリア近海に展開しています。
現代の駆逐艦は、第二次大戦の軽巡と重巡の中間に相当する主力艦といっていいと思います。
しかし、武器のテクノロジーの進化は圧倒的に守備側を有利にしています。アメリカやサウジやイスラエルやEUがシリア反乱軍に武器供与していることに対して、ロシアは、シリアに対空ミサイルS300とともに、ヤホントという対艦ミサイルを供給しています。
この対艦ミサイルは海面スレスレを超音速で飛行するので、イージスシステムでも迎撃が難しいとされています。
ヤホント(Yakhont) 超音速巡航ミサイルの名称
Yakhont (Sapphire) cruise missle
アメリカとイスラエルの本当の攻撃目的は、化学兵器ではなく、S300とヤホントの可能性が高いと思います。

イスラエルは、シリア攻撃の布石として7月に航空機(潜水艦説もあり)でヤホントの格納庫を攻撃したと報道されていました。しかし、イスラエルの攻撃は、不十分だったようです。7月31日ニューヨーク・タイムズ紙によると、格納庫は破壊されたが、少なくともいくつかのロシア製ヤホント対艦ミサイルは発射台から移動され、攻撃前に建物から運び出されていたと米高官が語ったようです。
'More Israeli strikes likely' || Syria moved missiles before alleged Israeli strike, report says
ヤホントがあれば、伊58が終戦間際にみせた意地の一撃のようにシリアも一矢を報いることができるかもしれません。
(トマホークの射程のほうが長いのでアウトレンジから攻撃してくることから、攻撃機からの発射になるので難易度は高そうです)
駆逐艦が小破したことだけを口実にベトナムと全面戦争をしたアメリカです。
主力艦を喪失するようなことになれば大騒ぎになることは間違いないです。
世論は、シリアへの介入に90%以上が反対のようです。
その世論をひっくり返しシリアと全面戦争をするために駆逐艦を一席、生贄に捧げる可能性があるかもしれません。



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[ 2013/08/29 00:37 ] その他 | TB(0) | CM(0)
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