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BullionVault

復活の インドルピー大幅上昇


米国のQE縮小先送りでドルキャリートレードが再開し、新興国にマネーが流入しています。
膨大な貿易赤字で経常赤字に苦しむアメリカからすると、、利回りの高い新興国への投資は、所得収支を増やし経常赤字を緩和するためにどうしても必要になります。
アジア通貨は、一時2.8%という大幅上昇をみせたインドルピーを中心に大幅上昇をみせています。
アジア通貨動向(19日)=インドルピーが上昇けん引、米緩和縮小見送りで
インドルピーは大幅下落していましたが、ラジャンが中央銀行総裁に就任してからその手腕に期待が集まり大幅に反発していました。そこに加速がついた形になりました。
ルピー価格が上昇すれば、ルピー建ての金価格が下がります。インド人の現物需要は価格が下がれば高まりますので、この流れは最近、低調が予想されていたインドの金への実需を支えます。
インドは8月から年末まで祝祭シーズンで金需要が高まるはずですが、ルピー安が響いていました。
しかし、これからよくなりそうです。インドで金を購入するのは農民が大半といいます(インドの国民の8割が農民)。かれらの大半は貧しくそのほとんどが銀行口座をもっていません(インドで銀行口座を保有しているのは人口の35%)。村には銀行がないそうです。そのかわりに金のショップはあるそうです。
10%近いインフレのため。紙幣のタンス預金はナマモノを保存するようなもので、どんどん腐り購買力が低下していきます。またインドでは国の保険などのセーフティネットが整っていません。老後や病気の備えのために貯蓄が必要になります。特に宗教的な事情で弱い立場にある女性にとってはそうです。
そのための金ですが、今年はモンスーンが早く到来した関係で豊作なので金の需要はルピー価格さえ安定すれば強いはずでした。天候は波があるので天候に恵まれた豊作の年に娘に金を持たせて嫁がせたり、金を貯蓄しておいたりしようとするからです。
インドでは宝石の輸入の関税が更に増税されたようですが、地金への増税は見送られました。
これは、地金を輸入してそれをアクセサリーに加工して、国内需要にまわしたり輸出したりできるという産業保護の側面もあり、いままでのように景気を冷ますだけの金輸入規制ではありません。
QE継続で新興国にマネーの流入がすすめば、新興国が通貨高を嫌がって介入も再開されます。
米としては細ってきた外国からの米国債購入を促すことにもつながりますが、金の外貨準備増にもつながると思われます。


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[ 2013/09/19 16:06 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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