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やがて笛が鳴り、ドルの時代は終わる


中国人民元が上昇、1993年末以来の最高に
人民元に対してドル売りが止まりません。
中国は管理変動相場制をとっています。アメリカのひとりよがりな金融政策に巻き込まれ、為替が過度な変動をすることで経済成長が不安定になるのを防止しています。
そのため、ドル買い介入をしています。外貨準備は増加しています。
9月の中国新規人民元建て融資、予想上回る7870億元 外貨準備も増加

もっとも、中国はまたインフレ率が上昇してきていますので、介入によるドル買い(=米国債買い)を減らし、人民元高・ドル安を許容してくると思います。
共産党にとって膨大な人口の国民を抑えるためにインフレ対策は景気対策以上に重要です。
そのため、ドル売りが進みます。
人民元高、ドル安になれば、実効為替レートでのドルの価値が低下します。
実効為替レートのドルの価格と金は負の相関関係にあるため、中国がインフレになれば金価格は上昇します。
また、インフレは預金金利の低く抑えられている中国では、実質金利をマイナスにします。そのため、購買価値の貯蔵の必要から金の需要を増やします。
これはインドも同じです。
インドの9月インフレ率6.46%に加速-利上げ観測高まる
先進国デフレと新興国インフレに二元化しています。先進国は構造的に成長がとまっていますからデフレ圧力があります。無理に成長しようとするとバブルに頼るしかありません。そのため、ジャブジャブにマネーをすりますが、実体経済にはほとんどながれてこないで資産インフレだけをおこします。そして新興国にマネーが流れ、新興国にインフレを輸出します。
そのため、アメリカがデフレになればなるほど金価格は上がります。

中国は新華社通信でドルとの決別を宣言しました。
ドルの利用価値を見限った中国から、アメリカは、三行半を突きつけられました。
また、中国はBRICsだけでなく、最近、ユーロともスワップ協定を締結しました。
ECBと中国人民銀が通貨スワップ協定、期間3年・450億ユーロ
アメリカのドルキャリーの巻き戻しの新興国通貨安で一番ダメージを受けた国はインドネシアですが、そのインドネシアが中国に急接近しています。
インドネシア、中国と通貨スワップ再開 首脳会談で合意
先日のAPECでの集合写真が話題になっていましたが、インドネシアと中国が隣同士で、ロシアの三国の代表が前列の中心でした。
Reuters
日本は後列、アメリカのケリーは二列目の一番端に追いやられていました。
APECでのアメリカと日本の地位の低下を暗に示しているのはと妄想されていました。
インドネシアは人口からすると、今後50年のスパンでみれば、中国、インドに次ぐ、第三の大国になる可能性を秘めた国です。ベトナムやタイに次いで金の人気のある国です。アジアで比較的金の人気のない国はアメリカの従属国である日本、韓国、台湾、などのようでドルと一蓮托生のようです。
中国やロシアなどは、アメリカがデフォルトしてドルの基軸通貨としての役割が終了したあとに備えてきました。
中国とロシアは、世界最大の金産出国ですが、原則として国内で生産された金の輸出を禁止してきました。
また、ロシアも中国も経常黒字国です。外貨準備は世界有数の規模です。そして輸出で稼いだドルで、コツコツ金を輸入して外貨準備として備蓄してきました。
中国やロシアは、IMFのSDRを拡張した人民元やユーロなどの主要通貨をベースにしたバスケット通貨に金を組み込んだものを世界統一通貨とする計画をしているといわれています。
想定よりその計画が前倒しになりそうな情勢になってきています。


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[ 2013/10/14 19:24 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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