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夏が終わり、アメリカは再びリセッション入りへ


夏が過ぎ、短期の景気循環のリバウンドが終了したようです。
アメリカ経済は、再び、構造的な不況トレンドに戻ります。

住宅市場は頭打ちのようです。
米9月中古住宅販売は1.9%減、価格上昇も鈍り回復鈍化を示唆
全米リアルター協会は、住宅価格やローン金利が上昇してきたのに対し賃金はほとんど上がっておらず、住宅の値ごろ感が薄れているとし、中古住宅販売は恐らく7月か8月にピークに達したと分析しています。
アメリカでは家賃が高騰しています。住宅バブルもそろそろ終了の時間が近づいてきたようです。


企業の収益も鈍化が顕著になってきています。
S&Pの構成銘柄はこれまでに21%が決算発表を終えました。
このうち利益が市場予想を超えた企業は61.5%で過去平均をかろうじて上回りました。
しかし売上高が市場予想を上回ったのは52%と過去平均の61%を大きく下回っています。
米国株式市場=横ばい、マクドナルド などの決算が重し

アメリカの企業は、将来の利益成長のための設備投資を減らし、リストラを進めることで、身を削って刹那の利益を生み出しています。株主は長期保有するつもりはさらさらないので、目先の配当を求めます。そして、CEOはそのためだけに短期利益だけを追求する人(コストカッター)が選ばれます。CEOは高額報酬を得るので短期勝負です。会社の後のことはどうでもいいのです。
そのため、利益は増加しています。ドル安もこの利益に帳簿上で貢献しています。
しかし、実際、本業が好調なわけではないので売上は低調のようです。
欧州企業は、全売り上げの50%以上を欧州の域外で稼いでいます。一方、アメリカの企業は平均で自国内で売り上げの70%を稼いでおり、国内市場への依存度が高いようです。
そのアメリカの内需が、構造的な要因で、設備投資、個人消費とも下降トレンドが続いています。
株価は、シラーPEなどの過去平均からみても、かなり割高になっていますが、将来の予想PERからみた場合は、異常な高値になっています。
企業収益からみた米株価の暗雲

株のバブルが危険域になってからすでに半年が経過していますが、行き場を無くした流動性マネーがとぎれなくながれてきたため、なかなかバブルは弾けません。
もっとも、過去、異常なPERをつけた場合必ず株式市場は最後にはバーストしています。狼少年のストーリー通りになります。
QE縮小は先送りされますが、アメリカ株のバブル崩壊は先送りされるとは限りません。
そろそろ最終コーナーを過ぎたと思います。
ここから先はチキンレースです。
GSやCSなどユダヤ資本で株を買い煽っていたところは、かなりの量を買っているので、売り抜けるために、ラストスパートを煽ってくると思います。
アメリカの株が弾ければ、結局、欧州も日本の株も新興国の株も短期的に下落の渦に巻き込まれると思います。
そのタイミングでPER的に値ごろ感があって、アメリカ企業と違い成長余地のある、欧州や新興国の株を狙うのはありだとおもいますが、これから先、アメリカや日本の株式市場のバブルを深追いするのは危険だと思います。

株式市場が弾ければ、行き場を無くした投機マネーが、金ETF市場に流れてくることが期待できます。
また、一時的な避難のために、短期債券市場が強くなると思います。
もっとも、アメリカのデフォルト危機がテールリスクというより差し迫った危機になってきているので、長期金利は上昇しそうです。


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[ 2013/10/22 10:12 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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