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日はまた沈む


メディアや市場関係者は、日米を中心とした先進国経済が好調で、新興国の成長に鈍化ばかり強調しています。
しかし、実際、そうともいえないと思います。
中国は好調を維持しています。
中国の内需は強いようです。もっとも、いままで内需を牽引してきた、住宅や土木といった箱モノは一部過剰がめだってきたため需要は限定的増加にとどまるようです。同じく生産過剰がめだってきた機械投資も落ち着いてきました。
一方、工場や倉庫など非住宅建設の需要が大幅に増加しているようです。
特に好調なのが自動車販売です。
IEAの最新の報告書である「世界エネルギー展望2013」によると中国の石油消費は急速に伸びており、これまでの一日当たり600万バレルから、2030年は同1600万バレルに増加し、中国が米国を抜いて、世界最大の石油消費国になるということです。
石油消費の急速な増加の最大の要因が自動車の普及だと思われます。
日本やアメリカに比べると中国やインドの自動車の普及率は低く、これから爆発的に増えると思われます。都市化とモータリゼーションが中国の成長を牽引しています。

また、インド経済も持ち直してきました。
インド:7-9月GDP、前年同期比4.8%増-予想上回る
池水 雄一氏によると、インドの金需要は旺盛で、インドのヒンドゥー教の新年の祝いに当たるDiwaliが終了したあとも高いプレミアを維持しているそうです。
インドの景気が底打ちして、欧米による投機的なルピー売りの買い戻しがすすめば、インドの金需要はさらに増加すると予想できます。

一方、好調といわれている先進国経済ですが、結局は中央銀行による緩和マネーだのみのバブル景気にすぎません。実体経済は低調です。異次元の金融緩和を継続している日本とアメリカですが、銀行の貸出が増えず、設備投資が低調です。個人所得も伸びていません。
アメリカは労働参加者数、労働生産性とも下落基調が続きGDP成長率がますます低下しています。
製造業の国であるはずの日本も本日発表の鉱工業生産が予想を大きく下回っていました。
日本やアメリカは株や不動産といった資産バブルで偽りの景況感にわいていますが、その副作用で実体経済は確実に弱体化しています。
回復基調といわれる欧州の景気も国によってバラバラです。
ドイツやスイスは強さを維持していますし、イタリア、スペイン、ギリシャといった南欧諸国は回復してきているようですが、フランスとオランダあたりは弱いようです。
特に住宅バブル破裂の危険が高まっているイギリスの景気に急ブレーキがかかってきたようです。

本日は金先物12月限の通知日ですので波乱があるかもしれません。


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[ 2013/11/29 22:14 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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