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BullionVault

強弱バラバラのアメリカの経済指標


アメリカの11月の自動車販売は好調だったようです。
10月、11月と自動車販売が好調だったのは景気がいいというより単に株価があがったので金持ちがセカンドカーを買ったからと思われます。9月株価が低迷したときの自動車売り上げは低調でした。
高級車やピックアップトラックのようなガスを食う無駄な車の売れ行きが好調のようです。
その一方で、自動車の街デトロイトの自己破産の適用が決まりました。
また、ADPは大幅上昇です。ADPは前回非常に悪い数字だったのにもかかわらず雇用統計がよかったのでその信用性に疑問が生じています。雇用統計の先行指標であることがその存在意義なので、できるだけそれに合わせようとしているようですが、その役割をはせていないようです。前回分は雇用統計に合わせて大幅に修正しています。
なんどもいいますが、アメリカの労働人口を考えれば、数万単位はノイズにすぎません。アメリカの雇用増はほとんど小売や外食などのアルバイトで不安定で入れ替わりが激しいからです。
雇用統計の数字は後で大幅に修正されることも多く、このような不安定な数字を政策の指針にしているFRBの方針には問題があります。不安定でちょろまかせるからこそ、いいのかもしれませんが。
その一方で、金利上昇の影響をうけて住宅ローンの申請数は減少しています。これは数ヶ月連続で趨勢的ですので、雇用関係の数字と違ってある程度信用できると思います。
そして、貿易収支は予想を下回りました。これは相手国のあるものなのでごまかしがききません。
もちろんこれはドル安要因です。

金曜の雇用統計、すなわち12月QE縮小の警戒心から、価格変動リスクのある債権や株や金などはすべて売られています。
市場規模の大きい債権市場や株式市場はQEが縮小すると巨大なバブルを更にふくらませるための巨額のマネーの供給元を失うことになります。
一方、QE縮小の思惑で売られている金はそういうこともなく、投機筋の勝手な思惑で売られているだけで、いつでもその思惑は変化する可能性があります。そもそもQE3によって金は上昇していません。QE1、QE2であげた分は、FRBが買い取った国債とMBSの売却を開始して初めて、金にとってマイナス材料となるというのが筋です。
債権市場と株式市場がともに崩れると、セーフティヘブンとして金にマネーが戻ってくる可能性もあります。
とりあえず、しばらくは辛抱の時間でしょう。


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[ 2013/12/04 22:48 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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