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株式市場、年始のアノマリー


GDPsharesIMFPPP.jpg
Share of global,major ecomomies,1980-2016
・新年の最初の営業日のS&P500の日足とその年の年足の相関関係は50%以上
・1929年以降、1月の月足とその年の年足の相関性は73%
New mood for new year—stocks slapped, oil in death cross

・1950年以降、米国株式市場が、当初の5営業日間の取引結果が最終的に上昇となれば、ほぼ85%の確率で、その年のパフォーマンスがプラスとなる。
ジム・オニールの視点

サマーズは、潜在力を大幅に下回る水準の低成長、生産、雇用と、問題含みの低い実質金利が今後しばらく併存する可能性を指摘しています。
長期的停滞への処方箋=ローレンス・サマーズ氏

ウォールストリート(おなじく日本の株屋)の2014年の株価予想は総じて楽観的ですが、メインストリートの企業のCEOの収益見通しは弱くギャップがあります。
株価が低迷すれば短期的には金利は低下する可能性がありますが、中長期的に借金まみれのアメリカの金利は上昇していくと思います。欧州では景気指標がよければリスクプレミアムが下がって金利は下がります。金利上昇はアメリカの景気回復の証拠とかいうのも眉唾ものです。
構造的に成長が止まった米国の財やサービスへの需要は今後も減少を続けます。成長するにはバブルしかありません。
一方、中国やインドは、人口増、農村の貨幣経済化、都市化、耐久財の普及でまだまだ需要が増えます。財政余力もあります。
購買力平価ベースでみたGDPは、後数年もすればアメリカは中国にぬかれます。貿易額では既にぬかれています。
Adjusted Purchasing Power Parity GDP for leading countries

サイバー戦争や金融戦争では既にアメリカは中国に勝ち目がなくなっています。
また、軍事面でもその優位がくずれつつあります。
ミサイルを中心とした防御兵器のテクノロジーの進化で、軍備の価格破壊がすすんでいます。
中国やロシアのように他国への侵略を放棄して他国に軍隊を駐在させず自国の領域を守るだけなら、軍事費は減らしていくことが可能です。
一方、世界中に軍隊を駐留させ、維持費のかかる空母打撃群のような攻撃用兵器を持つアメリカは高いコストを強いられます。今後も財政を圧迫していくと思われます。
先進国はこれから少子高齢化によって一応に社会保障負担に苦しみますが、アメリカは食文化に起因する世界最悪の肥満国であることと、自由競争原理主義による大学の学費高騰で医療コストが上がっていることによって、先進国のなかでもっとも社会保障債務増に苦しむことになると思われます。これからアメリカの地方自治体がどんどん破綻していくことは不可避でしょう。
昨年からアメリカは最後の反攻を期して、ウォール街、マスメディア、日本などの従属国への政治圧力などを総動員して、強いアメリカの復活をアピールする大芝居をうってきました。大衆心理の予想や期待に働きかけるという一か八かのかけです。
そのため株と不動産バブルをしかけ、ドル防衛のために金売りを仕掛けました。
しかし、金相場の需給環境は既にかわっています。
今世紀になって、鉱山会社は、結局はみずからの首をしめることになるヘッジ売りをしなくなりました。そして、リーマンショック後、いままで売りだった中央銀行が買い手になりました。これは決定的な需給環境の変化だと思われます。特にアメリカと政治的に対立する上海協力機構諸国が外貨準備として金を買っています。中国の中央銀行である人民銀行も2013年には400トン~1000トン以上の金を買ったと推測されているようです。将来的には、これらの国が中心となってドルに変わる世界共通通貨が生まれるかもしれません。ネットワーク効果で英語の優位は当分揺るがないと思いますが、ドルの信認はなし崩し的に崩れると予想します。
2013年の金価格下落を引き起こした金ETFの売りはいつまでもつづきません。そこからの供給は物理的限界があり、これから細っていきますので現物需要の増加に対応できません。
需給面からみて、実需の買いをレバレッジを効かせた投機筋の売りで押さえつけるのはそろそろ限界でしょう。
ABBA - The Winner Takes It All


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[ 2014/01/06 15:55 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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