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BullionVault

今週のフロー予想


株式市場からマネーが流出して債権市場に流れているようです。
といっても、米国債は安全資産ではありません。
ムーディーズがアメリカの自治州のプエルトリコをジャンク級に格下げしていましたが、アメリカ本体ももちろん安全ではありません。
ただ、債権市場には流動性があります。巨大な株式市場の一時避難の受け皿として短期的には価格が上昇しそうです。もっともQEはまだ継続中であり、市中の債権をFRBが買い占めるため債権市場の流動性は低下しています。そのためボラが大きくなり安全性はますます低下しています。
債務上限問題の解決といっても結局は毎回、先送りです。債務上限の先送りに共和党が同意しないことばかりがクローズアップされ、先送りが解決ということになっています。しかし、債務の累積がこれ以上不可能なところに来ているので、本当に重要なのは対処療法である債務上限の引き上げではなく債務そのものを減らすことです。
しかし、市場はマヒしてしまっています。先送り借金体質のアメリカ病でしょう。
株から債権にマネーが流れるので、債権の利回りは低下しますが、それはドルの価値とトレードオフです。ドルは売られます。最終的にはドル売りが閾値を超えて加速して金利が急騰するときがきます。デフレ圧力が一転、高インフレに加速することになります。
ファンダメンタルズからいえば、借金まみれで経済の弱い米国の債権が買われる理由はなく、成長余地のある新興国やコモディティにマネーが流れるのが、資本の適切な配分だと思われます。
米国の金利が低下すれば、キャリー・トレードの調達通貨としてドルは売られます。ECBの理事会を通過したことでユーロの調整が終わりました。また、ユーロ買い、ドルインデックス売りの長期上昇トレンドに戻ったようです。
金利低下、リスクオフ、ドル売りによって金は短期的にも強含みになってきました。
もっとも円キャリーの巻き戻しがあるので、円建ての金はそこまで上昇しないと思われます。ただ、金をこれから仕込みたい人には買い場だともいえます。
日本国内で米国と距離を置こうとする空気がでてきているのをキャッチしてか、米国が日本に珍しく秋波を送ってきています。そのため、中国がアメリカに反感を持っています。
米中の関係がこじれるとますます株価は下落すると思われます。
そして一時避難先である米国債市場も怪しくなってきます。


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[ 2014/02/09 20:16 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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