BullionVault

経済制裁に強いゴールド


アメリカの外国資産管理法は、大統領が国家の安全保障を脅かすとして指定した国などが保有する資産を凍結できることを規定しています(OFAC規制)。
日本もアメリカに敵対国の指定を受けると、アメリカに預けている金や米国債が事実上没収されることになります。
今回もアメリカは対ロシアで、政府幹部やオリガルヒの金融資産を凍結する経済制裁を発動させています。
今のところ大物の資産を凍結するまでにはいたらず体裁だけの経済制裁にとどまっていますが、これで富裕層や資産家の警戒を招いたことは確かです。
ロシアや中国といった独裁政治体制の国では、資産家や富裕層は常に資産没収や重税を警戒しています。政治的対立で失脚するおそれも高いですし、そもそも中国やロシアはもともと共産主義の国で富の再配分を国是としてきていることもあります。そのため、資産家や政府の高官はセーフ・ヘブンを求めて資産を海外に移す傾向があります。
もっとも、こういった独裁政治の国は民主主義を押し付けてくるアメリカと対立していることが多いです。
そのため、海外に逃してあった資産(債券や株式などの有価証券や外貨預金)がアメリカの経済制裁によって凍結される危険があります。
今回の対ロ経済制裁で、ロシアの富豪だけでなく、中国や中東などのアメリカなどの海外に資産を移すことの危険性を認知したと思います。
そうなるとやはり安全なのはゴールドということになります。
国内でも預金や有価証券の口座などは容易に封鎖することができますが、金は物理的に直接占有が可能です。小さく耐久性も高いので隠すのは簡単です。政府の差し押さえを比較的楽に回避できます。微罪を含めたすべての刑事罰や少額の脱税を取り締まることは人的ソースの限界から無理です。国民全員の金を探しだして、没収することはさらにむずかしいと思います。
原油のようにかさばらず、紙幣のようにすぐ腐る(物理的。購買価値両方の意味で)こともありません。換金も容易で流動性が高いです。
資産家、富裕層の金の見直し買いがこれからさらに加速すると思います。
マーク・ファーバーも今、ユダヤ人が金を買っていると発言しています。


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[ 2014/03/17 14:37 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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