FC2ブログ

BullionVault

米景気失速懸念がバブル崩壊のトリガーに


米・第二四半期のGDPは内容的に持続性のあるものではなく、下半期失速の兆候がはっきりと現れました。
米GDP下半期は失速の兆しーUPDATE
最近はマーケットでも今の株価はバブルであるかの議論が加熱していました。強欲なブル派が、そうではないと下手な理屈を持ちだして言い訳をするたびに、ますますセンチメントになっていったと思います。そもそも、そっち系の人はマッチョで頭自体はよくない人が多いですから説得力がありません。かえって不安を煽っただけになったと思います。
FRBは違うと言い訳しますが、バブルが進行しているときにそれがバブルであることは認識できます。
ただ、それがいつはじけるかは正確にはわかりません。行き過ぎるときまで行き過ぎることがあるので売りではいることは賢明ではありません。
今回もこの急落がバブル崩壊の始まりと考えるのは早計で、ここから空売りを仕掛けるのは危険でしょう。
もっとも、出来高が細ってきて相場のパワーがなくなってきていることから、このバブルの寿命がそろそろつきようとしていることは確かです。
株式市場に先行する不動産市場は既に崩れ始めています。
ブル派がポジティブシンキングでまだ大丈夫だと思うよりは、その崩壊は早いと思われます。

今回の急落の理由については、景気が急回復しているから早期利上げの懸念で売られたというにしては、債券が底堅く買われ、ドルが売られていたことから辻褄があいません。
アルゼンチン問題は既出ですし、オバマ訴追の米国の政局不安定もいまいち説得力にかけます。
人間は因果関係を求めて、簡単で一貫性のある理由にとびつくものですが、そういう単純なものではありません。
相場を動かす要因はひとつや2つではなく複雑系です。
それでもあえて一番寄与度の高い原因はなにかというと、やはり、コモディティが売られたりしたことから、景気減速懸念があげられると思います。

また米当局が発表する景気指標への信頼性も低下しています。マーケットでは本当にアメリカ経済は回復しているのか?大本営発表で粉飾した数字が発表されているだけではないとかいう懸念もおこっています。

株と金は逆相関の関係で長い間動いてきました。
もっとも、株と金の相関は正になるときもあります。
株下落のときだけ正相関という残念な結果になりました。株と連動しやすい原油やプラチナなどの商品の下落に引っ張られたと思います。
昨日は短期スパンでは一番連動している米10年債先物ともNY時間はほとんど連動しませんでした。

もっともリーマン・ショックのとき金も株やREITの暴落につれ安しましたが、まっさきにたちなおりました。
価格変動の大きいリスク資産の売却が進み、ドルキャリーの巻き戻しで一時的に今はドル高になっていますが、それが一巡すれば今度はドルは売られていくと思います。
レパトリで逃げ場を失った緩和マネーは債券市場に逃避することになります。安全性では日本や欧州に比べると落ちますが、まだまだ米国債市場には金利が下がる余地があります。

プラチナや株やREITはここから10%~50%以上の調整があるかもしれません。
投機筋が群がるドル円も投機筋が逃げて、一時的には100円、95円あたりを割ってくるかもしれません。
しかし、金は投機筋の換金売りが終わり、力強く息を吹き返すことを期待します。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2014/08/01 09:11 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン