FC2ブログ

BullionVault

黒田バズーカと金の暴落の相関


20130430_goldjgb_0.jpg
zerohedge
黒田バズーカは日本の国債市場に歴史的な価格変動を起こしました。

国債は、価格が安定しているので、年金などの長期運用の資産として相応しいとされてきました。
その、国債も株などのリスク資産と同様に、価格変動リスクが生じたことになります。
日銀が毎月の国債発行額の7割を買い入れていくことを決めたことで、国債市場の流動性が大きく低下しています。流動性が低下すれば、価格の変動(ボラティリティー・変動率)が大きくなります(流動性リスク)。
ボラティリティー(変動率)は、黒田バズーカによって記録的な水準に上昇しました。債券先物市場では、連日サーキットブレーカーが発動しました。
急進的な政策転換でボラティリティーが急騰
日本の国債のボラティリティと金価格には相関関係があるようです。
日本の国債のボラティリティが高まり金融にシステミックリスクの不安が生じると金などのコモディティより、より流動性の高いキャッシュの需要が高まるようです。そのため、日本の国債市場が不安定になると金が売られてキャッシュに変えられる傾向があるようです。
Is Stability In Japanese Bonds Signalling Gold's Next Leg Higher?
Japanese Bonds vs Gold: Is This Why Commodities Are Selling Off?
もっともその相関の原因は一つではなく、もっと他な理由があるようにも思えます。
一つの仮説として次のようなシナリオが考えられます。米国債の次に流動性のある日本国債の市場を不安定にすることで、相対的に流動性と安全性の高い資産としての米国債とそれを担保にする通貨ドルの強さを市場に印象づけることができます。そのことで利益を得るプレ-ヤーが売りを仕掛けたというものです。米国債の低い利回りよって金利スワップなどのデリバティブで利益を得るアメリカの金融機関や多額の財政債務を抱えるアメリカ政府、そしてドルを大量に印刷しつつその価値を維持しなければいけないFRBなどがそうでしょう。日本国債に売りを仕掛けると同時に同じく安全資産といわれる金にも売りを仕掛けたということもありそうな話です。安全資産を売り崩すことで、相対的にリスク資産といわれている株の危険性への印象を薄めることができます。これは資産バブルを目先の景気対策とするFRBや日銀などの金融政策にも合致します。どの国も目先の選挙対策のために、将来の安定的で持続性のある経済より刹那的な景気回復の数字を求めてバブルに頼っているのが気がかりです。バブルが弾けると長期的に経済はダメージを受けます。

とりあえず、今は国債のボラが安定しているので、金の価格も戻してきています。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2013/05/01 11:45 ] 経済全般 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン